Ａ級の剣バカ 夏 （67） ページ25
「ってことがあったわけ。わかるか？この虚無感」
「うわー、さすが太刀川さんだな」
水着に着替えてくるため女子更衣室にいったAを待つ。そのあいだにどうしてこうなったのか槍バカと緑川に説明した。
太刀川さんはすでに砂浜に行って場所を取っている。
「いずみん先輩、Aちゃん先輩とデート行きたくなかったの？」
「そりゃ！い、きたかったけど…」
行きたかったし、誘いたかったに決まってんだろ。結局誘えなかったけどさ！！
『ちょ、だから私は…』
「あれ、あそこにいんのAじゃね？」
「ほんとだー！Aちゃん先輩、なんか絡まれてない？」
「行って来いよ、彼氏サン」
「言われなくても行くっつの！」
更衣室の近くでナンパされているAのもとに走って向かう。
『だから、今日は友達と来てて…』
「じゃあ、そのお友達も呼んでさー。何でも好きなの奢るよ」
『そうゆうのいいですから…っわ！』
「あ？んだよてめえ」
困り顔をしているAを抱き寄せてナンパしていた男たちをにらむ。
「こいつ、俺が先約なんで」
「男連れかよ」
「ちっ、行こうぜ」
男たちは舌打ちをしながらどこかへと去っていった。
「大丈夫か？」
『こ、こわかった…』
「ネイバーには物怖じしねえのにな」
『急に言い寄られたらびっくりするでしょ！』
そう言ったAはまだビクビクしている。そりゃ誰も知り合いがいないところで複数のしかも男に言い寄られたら怖いわな。
「はいはい、遅くなって悪かったな」
『これからは出水といることにするわ』
そしたらナンパされないでしょ？ってこいつは笑った。
まあ笑ってくれるならいいか、なんて思ったのは内緒だ。
「ほら、槍バカたちも待ってんだから、いくぞ」
『うん！』
〜〜〜〜
作者事情により、しばらくの間まとめて書いた小説を非公開から公開にして更新していきます。
と言っても次作の「シス、ブラコンの槍使い」の展開が思いつかなくて時間がかかっているだけなのでご安心ください。
最近暑いですね。マスクの着用の大切ですが、体温管理にも気を付けていきましょう！
更新はTwitterでツイートしているのでよかったらご覧ください。
以上作者でした！
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緋刃(プロフ) - 出水君風間さんLOVEさん» 読んでいただきありがとうございました！�靴任盻颪い討△襪箸�り、原作から離れたお話を書いていこうと思うので、お時間があれば読んでいただければと思います！これからもよろしくお願いします！ (2020年9月26日 22時) (
レス) id: 481f585729 (このIDを非表示/違反報告)
出水君風間さんLOVE - 完結おめでとうございます！！ほんっとうにお疲れ様です！！これからも頑張ってください！！応援しています！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 5a45e4d8a1 (このIDを非表示/違反報告)
緋陽野(プロフ) - ありがとうございます！完結までもっていけて良かったです！アイディアが出てくれば番外編を書くかもしれないのでその時はまた読んでいただければと思います！次回作もぜひお読みください！ (2020年8月2日 20時) (レス) id: 677f969f24 (このIDを非表示/違反報告)
P.P.ニット - 完結おめでとうございます！そして、お疲れ様です！すごく楽しかったです！次回作楽しみにしています。 (2020年8月2日 17時) (レス) id: ded42c6825 (このIDを非表示/違反報告)
緋陽野(プロフ) - スイさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！これからもぜひ読んでいただけると嬉しいです！ (2020年7月31日 20時) (レス) id: 677f969f24 (このIDを非表示/違反報告)
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