THside ページ7
可愛くて可愛くて
反応が可愛すぎて。
愛しくて
あぁ、僕がこの子を落とすんだって思ったら
もう顔は近づいていた。
拒まないはずの彼女
何より俺たちのペンなんだから
ペンなら多分大半が僕のキスを拒まない
ペンじゃないにしろ、僕の顔を見たらみんな猫なで声だ。
気持ち悪いね
拒むはずのない彼女は
顔を横に向けた。
結果的に僕は彼女の、頬にキスとは言えない
ちゅー？ぽっぽ？
しか出来なかった。
不思議で仕方ない
君はなんで拒んだの
TH「なんで避けるの」
そう聞けば避けていないという
いや、さっきからあからさまに避けてるよね
横を向いてるからって安心しないでよね
(ｶﾌﾟｯ)
耳を甘噛みすれば
「…っ/////」
顔を真っ赤にする
部屋は静かだから、少しの息だって気をつければ聞こえる
今の僕は、敏感で
ちょっと漏れた君の声も
全て聞き取ってしまう
あぁ、これは惚れたかなって思ったけど
君は一筋縄では行かないみたい。
お腹の音がさっきから聞こえる。
本人は気づいてないみたいだけど。
全身が僕に集中してない証拠だ。
きっと脳内の５０%はご飯のことを考え出しただろう。
TH「はぁ…」
小さく息をはけば
それにさえ顔を赤くして
今にも破裂しそう
あーぁ。熱すぎて涙でそうだよ、
なんでこんなに惹かれるんだろうね
他の人と似てるようでどこか違う
普通のようで妖しい
TH「…귀엽다」
無意識に零れていた言葉
え、僕可愛いって言ったよね。
えぇ。この子を可愛いと
え？んー、とえ？
特別として、、、？それともただいつもみたいに落とし文句？
色々考えてたら、Aちゃんは何にやられたのか気絶していた
TH「えぇ！A！Aちゃん！」
え、待ってどうしよう！気絶しちゃったよ！
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作者名：taniy ﾀﾆｨ | 作成日時：2020年5月14日 0時
