TH side ページ4
ぴーぴーぴーぴー
ん…朝？
聞いたことの無いアラームで目を覚ます。
とたんに鼻をくすぐるシャンプーの匂いかな？
いい香りだな
僕の隣で背を向けて寝ている女の子
起きるかな？アラームなったし…
そう思ってずっと見ていた。
でも、動かない。1ミリも
うそ？寝てるの？
このアラーム割とうるさいけど？音がデカすぎるレベルですけど？
(((ぴーぴーぴーぴー
未だにうるさいアラームに少しイラついて
「うるさ、」
バシッと切った。ちょっと力強すぎて壊れたかと思ったけど、大丈夫だった。
僕は止めてからこの子も寝てるしまた寝ようかと思って
体制を少し変えた
TH「んぅ…」
それから5秒後女の子はもそもそして布団から出ようとする
起きてんじゃん
出ようとするから、逃がさないように
後ろからお腹に手を回して、確保
そしたら
『ふげぇ…』
なんて変な声出すし
僕が寝てると思ってるのか、そーっと逃げようと
黙ったままもぞもぞと…
あーもう、、眠いのに
ｷﾞｭｯ
動きすぎ
僕の方に引き寄せさっきよりも力を入れて抱きしめる
引き寄せると共に香りは強くなる
「起きてるよね？」
そういい顔を肩にうずめれば、頭いっぱい君の香りになって
ﾄﾞｷ、、ﾄﾞｷ、、、ﾄﾞｷ_
え、、、な、にこれ
久しぶりの女の子だからかな
ﾄﾞｷﾄﾞｷする
細くてさらさらな髪はとても綺麗で
まだ染められていないような黒髪で
光が反射して天使の輪っかが出来てる
1人でブツブツ呟いて何言ってるのかわかんないけどw
『一生終わらないでください。この夢が』
夢という言葉だけは聞き取れて
「夢だと思ってんの？」
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作者名：taniy ﾀﾆｨ | 作成日時：2020年5月14日 0時
