手の持ち主 ページ3
『…/////』
ぎゅっと私のお腹に回った手の持ち主は
私の後ろで寝ていらっしゃるキムテヒョン様
え、まって、まって
どうしよう、え？
これさ…抱きしめられてる？のかな？
自覚してしまったもんだから
時間が過ぎれば過ぎるほど
『ﾌﾞｫﾝ/////』
顔が熱を持っていく…
やばい熱くて仕方ないよ
このままだんだん熱くなって
燃えてしまったらどうしようと言うぐらいにどんどん熱くなるんだが
しかもこんなの世界中のarmyに申し訳ない
なんでこうなってるのかもわからないし
なんで私の部屋にいるのかもわからないし…
とにかく…
ｷﾞｭｯ___
抜け出さねばと頑張ってたら、引き寄せられて抱きしめる力が余計に強くなった
『はぁ……』
さてさて、キムテヒョンさん？あなたはどんな夢を見てるんです？
もしかして、私を
あの可愛い可愛いヨンタンさまさまと勘違いされておりますか？え？
この状態でこんなに冷静なのは自分でもびっくりだよ
さっきのドキドキが嘘みたいに飛んでったよ
引き寄せられると
どうやら、抜け出したいらしい私は、うん
普通ならね？本来ならね？
私はこう言う反応すると思うのよ
反応その�� やばいを連呼と語彙力の低下
反応その�� キュンキュンパラダイス
反応その�� 一生このままでと神様に祈る
うん、どうやら違うらしい
armyですもの、妄想しますよ←
実際起こってみると、冷静すぎるくらい冷静なのよ、今
さっきなんでドキドキしてたの？ってくらい
なんて色んなことを考えていたら
TH「起きてるよね？」
とてつもないイケボで
私の肩に顔をうずめて言われました
『ﾌﾞｫﾝ/////』
嘘です。ごめんなさい。
ドキドキしてないとか嘘です。
本当は一生続いて欲しいです。この夢が
TH「夢って思ってんの？」
え？え、え、え？
は･な･し･か･け･て･き･た✩
てか声に出てたのか？やばい、恥ずかし！
『、、は、は、は、はは、はい！』
やべ、声裏返った。
キモかった私。嫌われたじゃん。
感情がまじで忙しいな
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作者名：taniy ﾀﾆｨ | 作成日時：2020年5月14日 0時
