１８１話 願いと望み ページ6
貴方side
アリアから大半のことを聞いた
だが、なぜか涙が出てこず、アリアの言葉がだんだんと聞こえなくなっていく
目だけが冴え、よく見えた
話終わったと思われるアリアが私の前に来た。
キルロダが何か言った。
叫んでいるようにも見える
アリアは私の前でひざまずき、頭を下げた
ｱﾘｱ「はぁ・・はぁ・・
頭から言われました・・
１番最初に頭とお呼びするようにと・・
A・・・
もう貴方にっ・・・胸が切り裂かれるような辛い思いはさせませんっ・・・！！」
他の音は聞こえないのに、アリアの声だけがよく耳に届いた
私もほぼ初めて見るアリアの涙。
しかもタメ口だったのに、敬語で言われている
ｱﾘｱ「私がっ・・・
いえ・・自分がッ・・・！！
貴方を生涯・・・」
少し間を開け、息を整えた
ｱﾘｱ「――――生涯、“頭”をお支えすることをここに誓いますッ・・・！！」
貴「！」
「ア・・アリアさんっ・・？！」
「いきなり何をッ・・！」
ﾓﾙﾃﾞｨ「うるさいッ！！黙ってて！！」
貴「・・・・・・私が」
「「？！」」
貴「・・私が、頭となることをみんなが拒むなら、私はならない。
私は・・、アリアやモルディみたいに長くここにはいないから・・・
だから、私よりここのことを知っている人がなるのが筋だと思う」
私の言葉にアリアが顔を上げた
ｱﾘｱ「それは、ならないという意味ですか」
貴「・・・」
ｱﾘｱ「お言葉ながら、シドがいる裏社会は貴方が思っているようなものではありません
１番強いものが制す、実力社会です
もちろん物事が良くわかっていることも必要ですが
大事なのは武力制裁ができるかどうか。
あのザンバックだって、数人メンバーの命を絶たせています」
貴「！！」
ｱﾘｱ「自分はどのような結果になろうと、貴方に生涯仕えます
それがザンバックの最後の願いであり、自分の望みでもあるのですから
・・・・死のまぎわにとったボイスレコーダーです
これは、昨日の昼のもの。
３人の遺言が録音されています」
アリアは私に袋が何重にもかかっている物を渡してきた
私は受け取り１つ、１つ、袋を剥いでいった
最後の１枚を取ると、メンバーが個別に持つ小型レコーダーが。
私はその場に座り、再生ボタンを押した
この３日間、ずっと聞きたかった頭の声が静かに流れ出す・・
・
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夜空(プロフ) - 琥珀さん» 琥珀さん受験勉強頑張ってください(^^)しばらく読めないのは残念ですが次更新してくれるのを楽しみに待っています！ (2013年12月5日 1時) (
レス) id: ac197f75b6 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 龍さん≫受験生さんでしたか！更新・・、できなくて申し訳ないです(>_<)勉強頑張って第１希望行きましょう！！(^○^) (2013年11月3日 18時) (レス) id: 879db63ed4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - お久？です！親がいないので速攻PCチャージします！← (2013年11月3日 18時) (レス) id: 879db63ed4 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 自分も受験生なのでお気持ち分かります！いつでも更新待ってるんで、勉強お互い頑張りましょうｗ（*＞ω＜）ノシ (2013年11月1日 18時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 時雨さん≫マジだよｗスマホおめでとう！次来た時だって歓迎するよー！ (2013年11月1日 17時) (レス) id: 879db63ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2013年9月9日 19時
