僕は死柄木弔の弟です (ページ9)

今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:108,404 hit

第四章生還ページ9

…………………………………………………………………………………………………………………………

『にぃに？』

弔「た、だいま」

『怪我が……』

黒霧「治せますか？」

『ｺｸｯ……出来る』

弔「ありがとうな」

『にぃに、にぃ、にぃ……！』ｷﾞｭｩ

弔「ごめんな？少し待たせすぎたよな……お兄ちゃんのこと嫌いになったか...？」

『ﾌﾙﾌﾙなってない！』

弔「ﾎｯなら良かった……」

黒霧「久しぶりに貴方の好きなオムライスでも作りましょうか」

『くぅのオムライスやった！』

Side雄英

緑谷「……」

相澤「お前らが悲しむ必要は無い……アイツは元からヴィランだったんだ」

麗日「でも……ヒーローとして何も出来んかった……」

焦凍「アイツの帰らなきゃ行けない場所って敵のアジトだったのか……」

蛙吹「あの子とお友達になりたかったわ……」

八百万「あの方はなぜヒーロー側に？」

相澤「アイツはオールマイトさんが拾って来たんだ……最初は全く懐かなかった、轟と会わせてからアイツは良く泣くようになったんだ。」

焦凍「！そんな話俺は知らない！」

相澤「当たり前だ、アイツは帰りたいと言って泣いていたんだからな。」

緑谷「轟君とお兄さんを重ねてたのかな……」

麗日「いくつくらいの話何ですか？」

相澤「拾って来たのはアイツが5歳の時だ」

マイク「アイツ……懐きはしなかったけどいい奴だったからな……」

相澤「ヒーローの中ではお前が一番仲良かったからな……」

焦凍「もう帰って来ないんだな……俺の親友は……」