チロルンクは夢を見る完結...だと思ったかぁ！！そしてネタ降ってきたからまたまた続編やるよ☆

5話 ページ44

お嬢様の娘ももう4歳になります。


お嬢様︰トキ。


トキ︰どうしましたかお嬢様。


お嬢様︰もし私が死んでしまっても私の子孫達は守ってあげてね。


私はお嬢様と約束しました。


アビ︰〇〇〇そろそろ中に入ろう。


旦那様に連れられてお嬢様と新しいお嬢様は中に入りました。


その日の夜。


新しいお嬢様の鳴き声で目が覚めました。


お嬢様と旦那様そして新しいお嬢様は一緒に寝ていられます。


私はすぐに駆けつけました。


そこには窓から逃げる旦那様と


泣きわめく新しいお嬢様。


そして胸あたりが紅に染まったお嬢様がいました。


私は旦那様..いえ。殺人鬼を追いかけようとしました。


しかし


お嬢様︰まっ..て。


トキ︰お嬢様！？今手当を..


お嬢様︰いい..の。やっと死ぬことが出来る。


トキ︰ですが..


お嬢様︰この子を連れて屋敷に火を放って...


トキ︰嫌ですお嬢様！！



お嬢様︰トキ。私ね、知ってたんだ...呪いのこと。


お嬢様︰だから、いいの。


トキ︰そんな...


お嬢様︰早く...行って！！幸せになって！！トキ！！


新しいお嬢様︰お母...さん？


トキ︰..っ！！


私は屋敷から外に出ました。


そして屋敷に火を放ちました。


新しいお嬢様︰トキ、お母さんは？


震える声で新しいお嬢様...お嬢様が聞きます。


トキ︰いなくなってしまいました。


お嬢様︰え？い、いやだ！！嫌だよ！！お母ん！！


トキ︰お嬢様...


私はお嬢様の記憶を消し


お嬢様の友人の家に預けました。


私はこれからあの殺人鬼を探しに行きます。


お嬢様を殺した本人を。


殺してやるために。


…………………………………………♪

屋敷が燃える中


彼女は泣いていました。


お嬢様︰あぁ。なんでこんなことになってしまったのだろう。


お嬢様︰どうか幸せになって...私の可愛い娘。


｢未亜尾 千歳(ﾐｱﾋﾞﾁﾄｾ)｣


そこで彼女は息絶えました。


萊医︰ごめん...ごめんよ。可愛い子孫達。


萊医︰僕の犯した過ちでこんなことになるなんて。


息絶えた彼女のそばで


彼はそう行って去っていきました。


萊医︰あと何人の死を見届ければこの悲劇は終わるのだろうか。

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