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「ははっ、なんでそんな焦ってんの?」
『ぁ、いや、』
「最近、前以上に忙しそうだけど大丈夫?」
『…大丈夫ですよ』
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ちょっと困ったように笑って
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「俺には嘘つかなくて良いよ」
『…え?』
「顔見ればわかるよ」
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あぁ、好きだな。
そんなに優しく笑わないで。
なんだか、全部見透かされてる気がする。
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『…倫也さんには敵わないな』
「ふふっ、ちゃんと寝れてる?」
『寝ようとは、してます…』
「寝れない感じ?」
『…はい』
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ベットに入って、寝ようとはするけど
疲れ過ぎなのか、なんなのか中々寝れない日々が
続いてる。
アロマを焚いてみたり、
ホットアイマスクしてみたりしたけど、
効果なし。
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「そっか。
じゃあさ、寝れない時いつでも電話して」
『え?』
「たぶん、俺の声聴いてれば寝れるよ」
『んふふっ、なんでそんな自信満々なんですか』
「えぇ?俺の声癒し効果あるじゃん?」
『それ自分で言っちゃダメですよ』
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でも、確かに倫也さんの声って
癒し効果あるよね…。
ナレーションしてる、プラネタリウムも
見に行ったけど凄い癒されたもん。
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『…じゃあ、最終手段で』
「ははっ、最終手段なの?」
『倫也さんも忙しそうだもん』
「忙しいけど、毎日のようにAちゃんに
会えてるから嬉しいよ」
『…ありがたき幸せって感じです』
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こんな事でもすぐに嬉しくなって
顔が赤くなるから精一杯の照れ隠しで
言葉を返すけど
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「でも、Aちゃんが忙し過ぎて
こうやってゆっくり話せてなかったから
…ちょっと寂しかったかな」
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こうやって、たまにドキッとするような事を
自然に言うから心臓に悪い。
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茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 そうだったんですね...。 それとパート2からパート3へ行ける様に なってました。 ありがとうございます。 (2019年3月25日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - 茜さん» 一応、同業者は自分と同じ立場ってことで先輩とかそういうの関係なく同業者って事にしてます(><)続編つくったのですがとべなかったりしますかね?ちょっと色々いじってみます! (2019年3月24日 4時) (レス) id: ecea74f979 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語.80の下には続くで終わっているので どうなのかなぁと思いまして...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - また続けてのコメントですみません...。 もうこの物語の続編ってあるのですか? 物語の各題名の80の下のほうの選択した内容を 見るの下には青色の文字でこの小説の続編を 見るとあるのですが...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優綺。 | 作成日時:2019年3月11日 22時