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『んふふ〜、ともや、さ〜ん』
『ねぇってば〜…』
『とも、やさん好きぃ〜』
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酔っ払った倫也さんにのせられ
私も結構飲んじゃって、
もうさっきの比にならないぐらいに
ふわふわで、眠い。
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「Aちゃ〜ん?」
『なぁんですか?』
「俺、もう結構酔い覚めたよ」
『じゃあ、まだまだ飲まなきゃっ』
「Aちゃんって、酔うといつも以上に
ふにゃふにゃ〜って感じだね」
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ほっぺたを、むにゅってつままれる。
酔って、顔が火照ってるから
倫也さんの手が冷たくて気持ち良い…。
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『…ともやさん、私のほっぺ好きですよね』
「うん、もちもちって感じで触りたくなる」
『ふふっ、冷たくて気持ちいぃ〜…』
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そう言うと、つまむのをやめて
手のひらを頬につけて
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「これでもっと気持ちいい?」
『うん…!』
「目がとろ〜んってしてきたね」
『…なんかもう眠くなって、きました』
「ねぇ、ちゅーしていい?」
『…やま、したせんせいだっ!』
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いきなりの山下先生。
しかも、テレビで見て
ほんとにどうしようって焦るぐらい
ドキドキしたセリフ。
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目の前にいるのは
完全に倫也さんだけど、
山下先生に見えてくる…。
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「…山下先生としてじゃないよ」
『…ぇ?』
「いや、なんでもないや」
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頬から手を離して、
そう呟いた倫也さん。
え、どういうこと…?
お酒のせいで上手く思考が回らなくて
考えても考えてもわからない。
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「そろそろ、帰ろうか」
『はぁ〜い』
「立てる?」
『えへへ、立てない、かも…』
「だよね
はい、俺につかまって」
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差し伸べてくれた手につかまって
立ったけどふらついて
また座りそうになった瞬間、
倫也さんが腰に手を回してくれて、
支えてくれた。
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…近い。
なかなか距離が近い…。
お酒くさくないかな。
大丈夫かな。
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茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 そうだったんですね...。 それとパート2からパート3へ行ける様に なってました。 ありがとうございます。 (2019年3月25日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - 茜さん» 一応、同業者は自分と同じ立場ってことで先輩とかそういうの関係なく同業者って事にしてます(><)続編つくったのですがとべなかったりしますかね?ちょっと色々いじってみます! (2019年3月24日 4時) (レス) id: ecea74f979 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語.80の下には続くで終わっているので どうなのかなぁと思いまして...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - また続けてのコメントですみません...。 もうこの物語の続編ってあるのですか? 物語の各題名の80の下のほうの選択した内容を 見るの下には青色の文字でこの小説の続編を 見るとあるのですが...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優綺。 | 作成日時:2019年3月11日 22時