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『倫也さん、倫也さんはどうしてそんなに
可愛いんですか…?』
「え?急にどうしたの?」
『あの、あれ、うさぎちゃん可愛かった…』
「あぁ、あれね。良く見てるね〜」
『まさか32歳の倫也さんが
あんなに可愛いうさぎちゃんを演じるなんて…』
「32歳のって、ちょっと馬鹿にしてるでしょ?」
『してないですって!
ほんとに可愛かった…』
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可愛い可愛い駄々こねうさぎちゃん…。
男の人が、しかも32歳の。
あんなに可愛いく演じちゃうの。
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何よりも、うさ耳がすっごく
似合ってた…。
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『…倫也さん、飲んでます?』
「飲んでる飲んでる」
『えぇ?私だけふわふわしてるよ〜?』
「ふふっ、可愛いなぁ」
『倫也さん…、お世辞はダメです…』
「本当の事だけどな」
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お世辞だと思ってても、
酔ってるからか余計倫也さんからの
言葉はなんでも嬉しい。
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「俺ね、Aちゃんの手好きだよ」
『…え?』
「手、かして」
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ね?と少し首を傾げながら
テーブルの上で左手の手のひらを上に向けて
待ってる倫也さん。
そこに自分の右手を重ねると、
優しく手を握られる。
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「綺麗な手、してるよね」
『…ありがとうございます』
「…、離したくないな」
『…え?』
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普通に握っていた手を1度離され、
指を絡めるように
恋人繋ぎにされる。
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な、なんか…、触り方が…。
すごいドキドキして、酔ってたはずなのに
少し酔いが覚めてきた。
倫也さんの顔を少し伺うと
いつもより目がタレてる…?
え、もしかして、結構酔ってた??
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『…と、倫也さん?』
「んー…?」
『もしかして、酔ってます?』
「酔ってないよ〜、Aちゃん、ほんと可愛い」
『…絶対、酔ってる!』
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そんな事ないよ〜とか言ってるけど
これは絶対酔ってるって…。
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茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 そうだったんですね...。 それとパート2からパート3へ行ける様に なってました。 ありがとうございます。 (2019年3月25日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - 茜さん» 一応、同業者は自分と同じ立場ってことで先輩とかそういうの関係なく同業者って事にしてます(><)続編つくったのですがとべなかったりしますかね?ちょっと色々いじってみます! (2019年3月24日 4時) (レス) id: ecea74f979 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語.80の下には続くで終わっているので どうなのかなぁと思いまして...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - また続けてのコメントですみません...。 もうこの物語の続編ってあるのですか? 物語の各題名の80の下のほうの選択した内容を 見るの下には青色の文字でこの小説の続編を 見るとあるのですが...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優綺。 | 作成日時:2019年3月11日 22時