倫也さん。

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『お邪魔しまーす…』


「どうぞどうぞ」



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あの後、急いで準備をして
倫也さんに迎えに来てもらい
家に上がる。


ご飯とかとは違って、完全に倫也さんの
家で、倫也さんしかいなくて
ほんとのほんとのふたりっきり。



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「あれ、緊張してる？」


『いや…なんか、してるというか』


「何回か俺の家来てるでしょ？」


『そうですけど…』


「あ、…ふたりっきりだから？」


『えっと…』


「大丈夫、しんのすけもいるよ」



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ハムスターのしんのすけくんを
指さしながら笑われる。

ハムスターはちょっと違うじゃん…！

もっと、猫とかの方が…


あ、しんのすけくんごめんね。



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「まぁまぁ、ゲームしよゲーム」


『…はーい』


「俺が勝ったらお昼ご飯作って」


『…え？』


「ね？いいでしょ？」


『じゃあ、私が勝ったら

倫也さん作ってくださいね？』


「いいよ〜、絶対負けないから」


『私も負けないもん！』



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…倫也さんの手料理、食べたい。

これは絶対勝たなきゃだよね。



２人でコントローラーを握って、
わーわー騒ぎながらゲームをする。



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『あ！ちょ、倫也さんずるい！』


「えぇ？なにもしてないよ〜」


『絶対わざと！』


「ふふっ、頑張って〜」



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にやにやしてるー！！

絶対頑張ってとか思ってないじゃん！


絶対負けないんだから！



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(ゲームは皆様のご想像で…)

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