検索窓
今日:36 hit、昨日:165 hit、合計:1,077,260 hit

体育館裏ってほんとにあるんだ。 ページ30

あれから普通に授業を終えて、さて帰るか〜っとなった時ぽんぽんと肩を叩かれた。
反射的に振り返ると今朝の女の子。









「.......なにか?」
「ちょっと用あるんだわ、着いてきてくれる?」



この聞き方悪意あるだろ断らさせる気ないでしょ絶対。
少しずつこちらに視線が集まってくるのを嫌でも感じるしなぁ。


「手短ならええよ」
「そう。じゃあこっち。」





すたすたと先を歩く女の子について行くとあら不思議。体育館裏とこんにちは。
ってちゃうやろ、何これ嫌な予感しかしないんだけど。
ぴた、と歩くのをやめた彼女はくるりとこちらを向くと口を開いた。







「アンタ、侑のなんなん?」
「...は、」
「だから、侑のなに?元カノ?」
「いやちゃうけど。.......なんで?」
「侑がアンタのことばっかり話すから。普通タオル無くなったらクラスメイトに聞くやろ、なのにそんなこと気にしてる素振りなかったし、しまいには別の女の話するし」
「...あー、あのさ、あなたは宮くんの彼女?」
「ちゃうけど?」






エッ。
彼女でもない人に呼び出しくらったのか私。え??不幸すぎね??どういう??というか宮くんとそんなまともに話してないよね?治の方は同じクラスやし話すけど。
.......これなんの時間?






「え、私に何か用があったんやろ?」
「だから、アタシの侑に近づかないでって言いたかったのよ」
「ごめん、そんなに話してる記憶ないんやけど」



そう言うと彼女は目をきっと釣り上げて「鈍感装ってんのか知らんけど、侑はそんなんじゃ振り向かないから!!」と言い捨て去って行った。







.......えぇ..??

寝ておきました。→←秒でかえってきた。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1308 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2750人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 稲荷崎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Taniokapi(プロフ) - 妄想の糧にさせてもらいます♡(ू´﹀` ू)ウヘヘありがとうございました!(´▽`) (10月26日 18時) (レス) @page44 id: d27c12f282 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ - お、おぉぉぉぉお!!!(感動)い、いい!凄い!神! じわじわくるスタンプ…見てみたい…! 自分はヘッドフォン(ホン)vsイヤホンだったらヘッドフォンですかね。イヤホンずっとつけてると耳痛くなります。(きっと他の人も…!これでぼっちだったらタヒぬ) (2022年7月19日 18時) (レス) @page44 id: 3947a78c53 (このIDを非表示/違反報告)
つくね崎(プロフ) - お、終わってしまっただと!!面白かったです (2022年7月18日 9時) (レス) @page44 id: 3bae99a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふるる。 - やばいきゅんきゅんが止まらないのやが…!!!!!主人公ちゃんが関西弁のお話あんまりないので関西人からしたらすっっごくうれしいです!!!終わってまったんですかこれ?!続きが楽しみすぎて心臓が破裂しそうです!!!!もしよかったら書いてくださいね! (2021年10月22日 13時) (レス) @page44 id: 975125b2ef (このIDを非表示/違反報告)
花びらが厚い - 初コメ失礼します。作品をみて、こーゆー始まり方もあるんやな、と思いました。新しい刺激をありがとうございます(?)僕もヘッドホンかイヤホンで言ったらイヤホン派です。面白い作品をありがとうございます、これからも更新頑張って下さい! (2020年10月21日 11時) (レス) id: d4946b0de9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーさと。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Tomosato1/  
作成日時:2018年4月8日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。