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…チュンチュン。
鳥のさえずりが聞こえる。

「朝…?」

ゆっくりと目を開ける。
朝日が眩しい。
周りを見ると"私の部屋"だった。

私の部屋…?

ぼーっとしていた頭がだんだん冴えてくる。

「あれ…私、ビルから落ちて…。」

記憶が蘇る。
言葉に出した瞬間、体が震えて涙が出てくる。

何が起こってるのだろうか。
頭の中がぐちゃぐちゃになる。

一旦落ち着こうと思った私は、ゆっくり深呼吸をする。

「ふぅ…。」

もう大丈夫だろう。
少し落ち着いた私は、周りを見渡す。

すると、コツンと何かに手が当たる。
携帯だ。
私の携帯で間違いがない。
携帯を手に取り、ロックを外す。
時間を見ようとした時、ふとカレンダーが目に入る。

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作者名:ももも | 作成日時:2018年2月16日 23時

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