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私は今、武装探偵社へ入社するために
武装探偵社の会社と思われる建物の前に来た。



でも…



「入社するのってどうやんのー!!!!!」


いや、ギリギリ15歳で働く事は出来るけど、
ずっとポートマフィアにいたし、分かるわけないだろ。




「どうしろってんだい、森鴎外さんよ。」



ぼそりと不満を漏らした時だった、


「痛いよぉー!!お母さんっ、お母さん〜」

地面にべしゃりと座り込む女の子。
どうやら転んだらしい、膝や肘から血が出ている。

大きな声で泣いているのに、母親と思われる女性は中々出てこない。




「どうしたの?大丈夫?お姉さんが治してあげる」

あまり大勢の人がいる中で異能力は使いたくなかったが、孤児院で見てきた年下の子供達を思い出し
思わず手を差し伸べてしまった。



「異能力“仲直り”…」

ふわりと風が舞い、徐々に傷が治っていった。


「お姉ちゃんありがとう!天使様みたい!」

さっきまで顔をくしゃくしゃにして泣いていた女の子はにっこりと無邪気に笑った。


「ごめんなさい、その子うちの子です…!」

近くのお店から小走りに走ってきた女性は、
きっとセールの商品を買ってきたのだろう。
両手に大きな買い物袋を抱えていた。

「もし良ければ、お手伝いしましょうか?」

泣き疲れたのか、ウトウトして来ている女の子を抱っこするのは大変だろう。

「ごめんなさい、お願いするわ」

それから、世間話などを歩きながらして
まるで本当の母親の様に楽しく接することが出来た。


「私も異能力が無ければこんな感じだったのかな…」


本当の家族がいたことがない私にとって、
さっきまでの温かさは感じたことのないものだった


「それは無理だよ。」

凛とした、聞いたことのない声がすぐ隣から聞こえた。


「誰??」

「あんた異能力者だろう?私は与謝野晶子ってもんんだよ。ねぇ、あんたの異能を活かしてやれる所がある。武装探偵社ってところに入らないかい?」


「なんで知っているの?」

「あんな街中で異能力を使うからさ。目にも止まるよ。」





まさか、こんな形で武装探偵社と接触できるなんて



「武装探偵社、入りたいです!お願いします!」




こうして奇妙な探偵社へ向かうことになった。




ーーーーーーー


??「評価、アドバイス、又は心中、一緒にしてくれる子いないかっな〜☆」


織田作「人をあんまりからかうなよ、太宰。」


太宰「はーい」


太宰・織田作
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「欲しいな〜!」 「押してくれ」

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作者名:しおみず | 作成日時:2019年1月15日 1時

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