第75話 ページ31
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でもここで彼奴らに頼ってもややこしくなるだけだよな…
と思って見ているとショッピと目が合う。
ショッピは横のウツに何か口打ちした後こっちに向かって歩いてくる。
まずい。この場でショッピ達が来るのはまずい。
「ごめんそろそろあっち行かなきゃだから」
ショッピがこっちと合流する前に離脱。
後ろから呼び止める声が聞こえるがフル無視した。
「Aさん何話してたんですか」
「どうでもいいようなこと話してた」
「その内容を知りたいんですけど」
探しに来てくれたウツとショッピと合流し、馬車の方へ戻る途中ショッピに詮索された。
「Aが女の子とお喋りなんて珍しいやん。どしたん？」
ウツもショッピも、私の噂のことはまだ知らないようだ。ってことは他の奴らも知らないだろう。
「ちょっと男紹介しろって言われてね」
「え、まじ？！」
「嘘」
「せやろな。Aさんが男の人紹介するなんて無理やし、できてもろくな人紹介してくれませんよ」
「おいショッピ後で話がある」
ウツが爆笑してる中ショッピは事実を言ったまでです！と食い下がる。そんなんで意地はるな。
まぁ確かに紹介なんてできないし、できても……
ちらりと横で歩く2人を見る。
……知り合いにろくな奴居ねぇしな…。
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馬車の方へ行くと、皆馬車から荷物を降ろして、今日から2日間泊まる建物へ運んでいる所だった。
「あーA来たーどこ行っとったん？」
はいこれ、とロボロに寝袋3つ分の荷物を渡される。
「本部の方行ってた。これあっちに入れときゃいいの？」
「ん？あーそう」
色々と忙しそうなロボロ。他の奴らも荷物運びを手伝っているようだ。
つまり手伝わせるために呼びに来たのか。
「あ、A！」
「ん？」
運びに行こうとするとロボロに呼び止められる。どこか妙な雰囲気に、前の事件について思い出して少し身構える。
「あのさ、今日……一緒に寝ん？」
作業の手を止めてもじもじしながら言う。
「……やだ」
「な、なんで！？」
「お前の隣は嫌」
「俺なんもしんって！？ちょ、ま、待ってや！」
あの事件があった後だとYESなんて言えるわけねーだろ、ばーか。そこまでアホじゃねーよ。
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シロクマ苺スムージー(プロフ) - ほいさん» すみません確かにそうですよね…！でもこれから距離が縮まったら名前の方を呼ばれることの方が多くなるので期待してて下さいっ…！ (1月18日 6時) (
レス) @page39 id: 2e0196e099 (このIDを非表示/違反報告)
ほい - あの、申し訳ないんですが固定名が多くて、、もっと名前も使って欲しいです (1月17日 23時) (レス) id: 7356148585 (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - ピッピ168号さん» ありがとうございます！！わちゃわちゃした感じが皆好きだと思うので第３章でもたくさん入れていこうと思います！頑張ります…！ (12月30日 0時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - rb…キスはあかん…。そして夢主ちゃんを全力で守ろうとするutknぎゃわいいいいい(やかましいわ)zmも照れてるかわいいマジ無理すきぃっ！！！ていうか皆かわいい！好き！更新頑張ってください！ (9月2日 14時) (レス) @page23 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - とぷすさん» ありがとうございますっ！！こういう世界観を好きになって下さる方が多くてとても嬉しいです…！頑張ります！ (8月11日 0時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロクマ苺スムージー | 作成日時：2023年6月2日 23時
