第49話 ページ4
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「え、あれっ！？ゾム…初戦やなかったんけ？」
「いや初戦やったよ」
正常な反応をするコネシマに当たり前かのような物言いで返答するゾム。
「えっなのになんでここおるん？」
「かくかくしかじか」
「ほーん成程な……ってならんわっ！」
からかうゾムに代わって私が説明すると、少し驚いた後、まぁせやろな…みたいな顔をする。
「ゾムお前今回一位取るんか？」
「まぁ一応そのつもりやけど」
普段とは違いちょっと不安そう。ライバルでもいるのか？
「なんや、宿敵でもおるんけ」
「いやぁ〜ま今回シンが居るからなぁ…」
「え、私？」
あ、間違えた。
「お、俺？」
「ブフォッw…それ…めっちゃ違和感なんやけど…w」
「二回言ったら意味無いやろ！w」
しょーがないじゃん忘れてたんだから。
すると審判の声が聞こえ、一戦目が終わったのが分かる。
「お、次や」
ちょ行ってくるわー、とトイレに行ってくるかのようにふらっと行ってしまった。
「ゾム、コネシマは勝てると思う？」
「まぁ相手次第やけど、一発目やし勝つやろ流石に」
流石にね、流石に、とお喋りしているとぬるっと勝ってしまった。おい。
「いやなんか知らんけど、勝ってしもたな…」
「はーーつまんねーの」
「お前ら運いいな」
強運の奴らに囲まれて呆れていると、ゾムの後ろからシャオロンが迫ってきていた。あ、ゾム危ない。
そう口を出す前にゾムは何かを察して横にスライド。そしてゾムの目の前に居た私にぶつかる寸前で身代わりを召喚。
「痛ってぇぇえ！！」
「痛ったぁぁぁあ！！」
大丈夫か？
凄い音したけど…
地面にうずくまるコネシマとシャオロンを上から見下ろす。
「ゾム…お前避けんなし…」
「いや危なかったぁ」
危うく俺がそうなってたわ…と腕をさするゾム。
「てかお前が避けたせいでこっちに当たりそうだったんだが？」
「クハハハハハッ！……すんませんw…」
いいけど。実際当たってないし。
「謝る方向こっちやろ！」
頭を擦りながら顔を上げるコネシマにゾムは
「いや避けへんかったお前が悪い」
と辛辣な言葉を投げ掛ける。
「なんでやねん！」
「あっははは！」
………
なんで笑ってんの私だけなんだよ。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
○訓練兵メモ
コネシマの最近の悩みは食堂でカレーが出ないことと、たまにAにどう接すればいいか分からなくなること。
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シロクマ苺スムージー(プロフ) - ほいさん» すみません確かにそうですよね…！でもこれから距離が縮まったら名前の方を呼ばれることの方が多くなるので期待してて下さいっ…！ (1月18日 6時) (
レス) @page39 id: 2e0196e099 (このIDを非表示/違反報告)
ほい - あの、申し訳ないんですが固定名が多くて、、もっと名前も使って欲しいです (1月17日 23時) (レス) id: 7356148585 (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - ピッピ168号さん» ありがとうございます！！わちゃわちゃした感じが皆好きだと思うので第３章でもたくさん入れていこうと思います！頑張ります…！ (12月30日 0時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - rb…キスはあかん…。そして夢主ちゃんを全力で守ろうとするutknぎゃわいいいいい(やかましいわ)zmも照れてるかわいいマジ無理すきぃっ！！！ていうか皆かわいい！好き！更新頑張ってください！ (9月2日 14時) (レス) @page23 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - とぷすさん» ありがとうございますっ！！こういう世界観を好きになって下さる方が多くてとても嬉しいです…！頑張ります！ (8月11日 0時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロクマ苺スムージー | 作成日時：2023年6月2日 23時
