両親不Ψの彼の家に遊びに行こう ページ17
亜「おぅ、こっちこいよ」
座椅子に座ってる亜蓮くんがわたしを呼ぶ
A「……はい」
わたしは亜蓮くんのあぐらをかいている足のあいだに座った
亜「いや…こーゆー感じでなくて隣に来いよって意味だったんだけどよ」
A「…！！」
恥ずかしくなって動こうとしたけど
亜「いいよ、このままで」
と後ろから抱きしめられた
相変わらず大きくて硬い体がわたしの背中にきつくあたる
亜「お前やわらかいよな」
A「まあ、肉ついてますから…」
亜「お前はこのままがいーよ
髪の毛もやわらかいし
なんで女ってこんないい匂いするんだろうな」
わたしは亜蓮くんのかたくて大きな手をとりマッサージしながら
A「亜蓮くんの親はどんな人？」
と聞いてみた
亜「親父は怖かったぞ
舐めた口ききゃすぐ拳が飛んできたしよ
学校で喧嘩に負けたっつったら勝つまで家に入れてくれねーしよ」
A「こわ！」
亜「厳しかったけど曲がったことはしねえからなあ」
亜「おれが出来てからは
きっぱり足洗って自慢のリーゼントも丸刈りにしてよ…真面目に働いたってよ
半端はしねえまっすぐな生き方…親父には言わねーけど、そういうところ尊敬してんだ」
A「いいね、そーゆーの
お父さんを尊敬してるなんて」
亜「まあな……」
亜蓮くんは照れくさそうにわたしから目線をそらせた
亜「もーいいよこの話は
鍋もそろそろできてるだろ、食おうぜ」
亜蓮くんが土鍋のふたをあけると湯気が立って、おいしそうなにおいがした
具材の並べ方も綺麗……
亜蓮くんはわたしに鍋をよそってくれた
A「優しいー！キュンとした！」
亜「ほら、食え」
A「いただきまーす！」
亜「おー」
A「なんじゃこりゃー！うまいー！
ほんとにおいしいよ！おだしがしみててほっこりする味！！
あー…もう幸せー……
亜蓮くんの手料理が食べられるなんて……」
亜「そっか、もっと食え」
わたしにおかわりをよそおうとした亜蓮くんが
なにかに気づいて箸を止める
亜「忘れ物取りにでも帰ってきやがったかな」
A「？」
誰かがドアを開けた
「亜蓮よー……俺のケータイ見なかったか？」
亜「おぅ親父
ケータイなら台所のテーブルにあったぞ
いま俺の女が来てるんだ」
亜蓮くんのお父さんー？！
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つなまよ(プロフ) - コメント失礼しますっっ！告白シーンとか特にキュンキュンしすぎて心臓止まるかと思いました笑続きすごい気になりますね（（（ゆっくりでええので更新待ってます！！ (2023年2月12日 13時) (
レス) @page11 id: aacf52a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
マトリックス(プロフ) - コメント失礼します！夢主ちゃんも窪谷須君も本当に可愛くてとてもキュンキュンしました！本当に末永く幸せになって欲しいカップル第一位です！！！最高に面白かったです！素敵な作品をありがとうございます！(返信不要です) (2020年11月9日 2時) (レス) id: 42c58f3b28 (このIDを非表示/違反報告)
Tommy(プロフ) - はにかんさん» コメントありがとうございます！そうなんです、地味に…地味に…ヤンキー用語になってます。笑 (2019年2月5日 8時) (レス) id: 9367175f8e (このIDを非表示/違反報告)
Tommy(プロフ) - ぴのさん» コメントありがとうございます！股ドン、わからなくてググりました！笑。お話(妄想)がうまく思いついたらそちらもがんばってみます(^^) (2019年2月5日 8時) (レス) id: 9367175f8e (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - 地味に、地味に題名がヤンキーの言葉(?)になってる…!!すげー…!! (2019年1月14日 22時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tommy0827 | 作成日時：2018年10月16日 3時
