1. 目が覚めたら私は幽霊だった。 ページ1
ぱち。
目を開けると私は何故かゴミが溢れた街に立っていた。
『え?』
ここはどこ?私はA。
いやそんなアホなこと言ってる場合じゃないんだけど。
視線を落とすと、私はどうやら透けているらしい。
『…はぁ!?』
待って、超絶待ってくれ。
死んだのか?私は死んだのか!?いつ!?遺書まだ書いてないんだけど!?
17歳の華のJK、死にました。
…いや、一旦落ち着こう。足はある。透けてるけど、あるから幽霊ではない筈。
こうなった原因を思い出すのだ。
『私、何してたっけ?』
えーっと、日曜日だったからとにかく寝てたんだ。24時間中21時間は寝てた。ウケる(?)。
それで、夜になったから寝たんだよね。夜はちゃんと寝ないとね。
んで目が覚めたらこうなった、と。
『は?原因もクソもないやんけ』
ここほんまどこやねん。
もう1度周りを見渡す。
すると、少年と目が合った。10歳くらいだろうか。黒目黒髪だが日本人の造形ではない。顔は整っている。将来有望すぎる。
「お前…何者だ?なんで透けてるんだ?」
『や、それこっちが知りたいのな』
めちゃくちゃに警戒されている。
そりゃこんな得体の知れない奴見たらそうなるわ。
『ところで少年、ここは何処かな?』
「知らないのか?流星街だ」
『めっちゃお星様キラキラしてそうな街だな』
実際ゴミだらけだけども。
流星街とか聞いたことないぞ、日本かここ?
でも少年は日本語話してるしな…
『うーむ。これからどうしたものか』
うんうん悩んでいると、少年は私にそこらの物を私に投げ始めた。私は透けているので当たらない。遊び始めたなこいつ。
『少年』
「なんだ?幽霊」
『いや幽霊じゃないんですけど!生きてるんですけど!』
勝手に殺すな。まだ死んだ記憶無いからなこのやろう。
『しばらく君についてくわ』
「憑く?」
『その"つく"じゃねえよ』
幽霊から離れてくれ。
少年は少し考えて、まぁいいだろうと答えた。
『あ、私Aね。よろしく』
「あぁ」
…あれ??名前教えてくれない。
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でぶき - ただひとつありがとう (2022年6月13日 1時) (
レス) @page17 id: 804c35253a (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - 伯方の塩さん» うぉおぉおお!!ありがとうございます!!更新亀ですが見捨てずにお願いします!!第一次試験は私についてくることです(?) (2020年2月23日 14時) (レス) id: 60b43feb3a (このIDを非表示/違反報告)
伯方の塩(プロフ) - めっちゃ好き！！(五体投地)クロロと夢主ちゃんとの関係性がとても好きです！！！！いつまでもついていきます作者様ぁぁぁぁ！！！！ (2020年2月22日 23時) (レス) id: 5835c2f118 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - アホ毛マンさん» げへへ…10年間焦らしたので執着心の強いクロロ君はヤンデレに…!!コメントありがとうございます！頑張ります(´∀｀*) (2020年2月5日 16時) (レス) id: 60b43feb3a (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛マン - フォォオォォオォ素晴らしい作品ありがとうございます！ゲヘヘクロロ君のヤンデレ気味よろしいですね、更新頑張ってください！ (2020年2月3日 19時) (レス) id: 7dd7c3a066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼の戦姫ナキサ
| 作成日時：2020年1月12日 0時
