確信犯 ページ9
A級懸賞首集団、幻影旅団。
13人で構成されているが、いつもアジトには14人いた。
その1人とは、私である。
クロロとは昔からの友。
でも旅団には入らなかった。なんか面倒くさそうだったから。
『クロロ、構って』
「後でな」
『むっ』
で、私はクロロと俗にいう"カップル"だ。
クロロはあんまり遊んでくれないけど。
今も、本に夢中で私になんか目もくれない。
『私はクロロのこと大好きなんだけどな〜!』
無視。
『愛してるんだけどな〜!!』
ついでに抱きつく。
無視。
『あーあ!クロロは私より本の方が好きなんだー!!!!』
首筋にキス。
無視。
他にも体を揺さぶったり、頭を背中にすりすりしたり、見つめたり。
それでもクロロは動かずに、視線はずっと本のまま。
『うぅ...本になりたい...』
私も本だったら夢中になってくれたのに。
そう思った時、クロロはパタン、と本を閉じた。
『!』
「あまり、可愛いことをしてくれるな...」
きっと私はすごい笑顔だろう。
自分でも単純だと思う。
「どうなっても知らないぞ」
グラッと、視界が揺れて、目に映るのは天井とクロロの顔。
押し倒されたのだと気づく。
『え、』
「Aがそこまで言うなら仕方ない。大人の遊び、するか?」
『...あ、え』
一瞬で顔に熱が集まる。
『くろろ、まって、』
「やらないなんて言わないよな?
誘ってきたのはそっちだろう?」
にやりと笑う彼に、なす術はなかった。
_____
クロロは知っている。
本を読んでいれば、Aが甘えてくることを。
事実、先程まで手に持っていた本のページは変わっていないのだから。
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はるるまきまき - さ、さいこうかよ！ (2022年4月29日 12時) (
レス) id: 5ca47acf8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずっきー(プロフ) - 監 禁・調 教は私も好きです。じゃんじゃん書いてください！ (2020年12月16日 15時) (レス) id: f6448db5c6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - 悠佳さん» ありがとうございます!続編前向きに検討致します!! (2020年2月10日 16時) (レス) id: 60b43feb3a (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - 真菜さん» そう言っていただけると助かりますー!!(クロロのキャラは難しくて)。溺愛いいですよね!頑張ります!! (2020年2月10日 16時) (レス) id: 60b43feb3a (このIDを非表示/違反報告)
蒼の戦姫ナキサ(プロフ) - ありがとうございます!!続編前向きに検討致します!! (2020年2月10日 16時) (レス) id: 60b43feb3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼の戦姫ナキサ
| 作成日時：2019年3月9日 17時
