【煉獄杏寿郎】全力で救いたい！【トリップ】

肆拾参 ページ45

あの後、上弦の弐がどうだったかとか報告して柱合会議は終わった。

いっぱい喋らされたよ。焦った。
質問にはちゃんと応えたけど、変な事言ってないかな。

あと所々詰まってしまったが、就任したばっかだししょうがないよね、と皆さん許してくれた。

よかった意外とアットホームで(？)。

『義勇さん』
「…？」

そして会議の後義勇さんに接触。

水柱になったならば、炭治郎にも会っているはずだッ！

という気持ちで話しかけに行った。

『お変わりないですか』
「？あぁ」

んん…

『何か変わったこととか』
「…」

どう聞き出せばいいんだこれ。
弟弟子できたよね？と率直に聞くわけにも行かない。
なんで知ってるの？ってなるし。

云々唸っていると、義勇さんはそういえば、と話し始める。お？

「…弟子ができた」

キター！！弟弟子のことですねこれ！？

『弟子ですか？』

だとしたら弟子というと少し語弊があると思うけど…。まぁ義勇さんだし。

「お前の弟子でもある」

炭治郎確定演出じゃん。
よっしゃ主人公キタコレ。

『弟弟子ですか？』
「そうだ」
『じゃあ今から会いに行きますね』
「！？」

今から！？って顔された。
鱗滝さんのおかげでこちとら判断は早くなったんじゃあ！

教えてくれてありがとうございます、と言って義勇さんと別れた。









『こんにちは』
「！？こ、こんにちは」

炭治郎は鱗滝さんと修行していた。

『お久しぶりです、先生！』
「A、元気でやっているか」
『はい！お陰様で！』

柱にも就任しました、と言うと、鱗滝さんは褒めてくれた。嬉しい。

『弟弟子ができたと義勇さんから聞いて来たんです』

この子ですか、と聞くと鱗滝さんは頷く。

「俺は竈門炭治郎です！」
『はい、私はAAです』

可愛い〜！！主人公可愛い〜！！
私より3つ下かな？可愛い〜！！

「少し話していなさい。
儂は食事の準備をする。Aも食べていくか」
『はい、ぜひ！』

久しぶりの鱗滝さんの料理である。
わっくわく。

『あぁ、そういえば、義勇さんから鬼を連れていると聞きましたが…』
「は、はい！俺の妹です！」

禰豆子っていうんですけど、と付け加えた。

『その子に会えますか？』
「今は眠っていて、ずっと起きないんです」
『それで構いません。一応見ておきたくて』

そう言うと、炭治郎は分かりましたと案内した。
そこには眠っている美少女が！
可愛い〜！！！！！！

肆拾肆→←肆拾弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す