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「もう、いいや！えろいのは仕方ない！大切なのは乳より人間同士の相性よ！」
どんなセリフだよ。
茅野さんの頭全力で振って肯定するのやめよう。
好きな女性のタイプは分からず、好きな食べ物もハンバーガーやカップ麺を食べているのしか見たことないし、付け入る隙が無い。
「なぁ、烏間先生に原因があるように思えてきたぜ…」
「でしょでしょ？」
「うぉぉ…私のいたずらも何度無情に流されたことか」
打つ手無くして烏間先生がディスられ始めた…。
「とにかくディナーまでに出来ることは整えましょう」
女子はスタイリングの手伝い、男子は二人の席をムードにセッティング。
それぞれが取り掛かり始めた。
私は今回役に立ちそうにないなぁ。
「烏間先生の席、ありませーん」
「E組名物、先生いびりでーす」
「先生方は邪魔なんでー、外の席でどうぞ勝手に食べてくださーい」
烏間先生をビッチ先生と外で食べさせるために、そう言って追い出す。
もうちょっとやり方なかったのか。
そしてみんな野次馬しに行った。
私も一応ついていってみる。
「好きよ烏間、おやすみなさい」
好き、かぁ…。好きって、何かな。
私は月が初恋だと思ってたし、今も好きだけど。ビッチ先生のように顔を紅潮させた事は無い。違ったのかな。
「なぁによあの中途半端なキスはぁ！」
「いつもみたいに舌入れろ舌！」
「やかましいわガキども！大人には大人の事情があんのよ！」
生徒から物凄いブーイングを食らっている。
みんな…顔がすごいことになってるよ…
結局、その日はビッチ先生と烏間先生に進展はなかった。
こうして南の島暗殺旅行はやっと幕を閉じた。
.
『好き、ってどんな気持ち？』
「え？」
思い切って女子組に聞いてみた。
「何何、とうとうAに恋の気持ちが芽生えたの！？」
そうじゃない。
カルマくんに告白されて一度断ったけど、自分の気持ちを伝えての返事はしていなかった、から。
「うーん、やっぱりドキドキするかじゃない？」
どきどき…。
「かっこいいって思ったり」
かっこいい…。
「一緒にいたいって思うとか」
一緒にいたい…。
「で、どうなのA！？」
『…分かんない』
「烏間先生と同じで鈍感なタイプか。しかも自分の気持ちに対しても」
うーん、難しい。
「で、やっぱりそのお悩みの相手はカルマなの？」
『…うん』
「来た！とうとう来た！」
何故かみんな喜んでいた。
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みかん - 女の私が惚れるぐらい夢主ちゃんが可愛い…なかなかない代物ですよこれは…とてつもなくキュンキュンします🤦♀️更新待ってます🫡 (4月1日 2時) (
レス) @page14 id: fa46f83f13 (このIDを非表示/違反報告)
りるる - 更新待ってます (2022年8月29日 10時) (レス) @page14 id: c3325bc4c5 (このIDを非表示/違反報告)
ばたー - めっちゃ面白かったです！更新無理しないでください! (2022年8月3日 11時) (レス) @page14 id: 0921c4fed7 (このIDを非表示/違反報告)
くま - すごくどタイプの小説ありがとうございます!!ずっと悶えながら読ませて頂きました！更新頑張ってください！ (2022年8月2日 14時) (レス) @page14 id: f411827b0e (このIDを非表示/違反報告)
8hc - こちらの続きはないのでしょうか…(/；ω；＼) (2022年7月11日 8時) (レス) @page14 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼の戦姫ナキサ
| 作成日時：2020年5月4日 21時
