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《今日俺ん家来ない？》
夏休み終盤。
カルマくんからメールが来た。
勉強や毒の研究や情報収集も結構進んできたので、休みを入れてもいいか。
そう思ってカルマくんの家に行くことにした。
「いらっしゃい〜」
『お邪魔します』
前に来たこともあったから、真新しいわけじゃないけど。強いて言うなら…
『勉強、頑張ってるんだ』
「まぁね。期末の雪辱を晴らすってやつ？」
参考書やノートが机の上に広がっていた。
「で、なんだけど」
『？』
「Aにも手伝って欲しいんだよね〜」
勉強を教えろってことだろうか？
首を傾げる。
「勿論質問もしたいけど。
それより、10問正解する度にキスさせて？」
…え。
それが成績向上に役立つんだろうか。
「そろそろモチベーションが切れてきてさぁ。Aとキスできるなら頑張れるし」
うーん、キスか。どうしよう、かな。
恥ずかしいけど、カルマくんのやる気が上がるならいいかな？
私の気持ちの確認もできるかも。
『いいよ』
「ほんと？やった、ありがと」
ということで軽い気持ちで了解したけど。
「A」
『んっ…！んんっ、ふぁっ…』
10問正解早いしキスは長いし深いしではやくも後悔していた。
『、んっ…はっ』
「ん、ごちそうさま」
また10問正解まで頑張ろ〜なんて言っている。
ドキドキはするけど、これでは好きだからなのかキスが気持ちいいからなのか分からない。
うぅ、難しい。
夏休み最後の日。
またカルマくんの家にいた。
『ふぁ、ぁっん』
またやってる。
そろそろ慣れてきた、って言いたいけどやっぱ慣れない。恥ずかしいものは恥ずかしい。
「ん…そろそろ休憩いれる？」
『うん』
ゲームを取り出すカルマくん。
するとそこへ殺せんせーが来た。
【夏祭りのお知らせ！】と書かれた看板を持っている。
「はぁ？祭り？」
「今日思い立ってクラスのみんなに声掛けてます！用事で断る人が意外に多くて傷ついてます」
まぁ、夏休み最後の日じゃ用事入ってる人も多いわな。
「ま、いいけど？どうせダラダラ遊んでたし」
殺せんせーには勉強してたって知られたくないのかな。
「Aは？」
『行きたい』
祭り、行ったことないし。
そう言えば殺せんせーは祈りポーズで喜んでいた。
「ところで2人とも、一緒にいる理由をお聞かせ願えますか」
「さぁ？」
「で、ではAさん！」
『…』
「にゅやっ！」
ぷい、っと顔を逸らす。
キスするためとか言えるわけないでしょ。
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みかん - 女の私が惚れるぐらい夢主ちゃんが可愛い…なかなかない代物ですよこれは…とてつもなくキュンキュンします🤦♀️更新待ってます🫡 (4月1日 2時) (
レス) @page14 id: fa46f83f13 (このIDを非表示/違反報告)
りるる - 更新待ってます (2022年8月29日 10時) (レス) @page14 id: c3325bc4c5 (このIDを非表示/違反報告)
ばたー - めっちゃ面白かったです！更新無理しないでください! (2022年8月3日 11時) (レス) @page14 id: 0921c4fed7 (このIDを非表示/違反報告)
くま - すごくどタイプの小説ありがとうございます!!ずっと悶えながら読ませて頂きました！更新頑張ってください！ (2022年8月2日 14時) (レス) @page14 id: f411827b0e (このIDを非表示/違反報告)
8hc - こちらの続きはないのでしょうか…(/；ω；＼) (2022年7月11日 8時) (レス) @page14 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼の戦姫ナキサ
| 作成日時：2020年5月4日 21時
