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『どういうことか話を聞いてもいい?
…って言いたいけど仕事ーーーー!!!!』
いつも私はギリギリに起きているので、余裕が無い。やばい。あと5分以内に出ないと間に合わない。
バタバタと急いで支度する。
よし、間に合いそうだ。
コンビニのパンを咥えながら、玄関のドアを開けた。
『行ってきまーす!!』
「行ってらっしゃい」
『とｯｯｯｯｯ!!!!(尊い)推しが見送って…!!!!』
にこっとして私を見送った髪下ろしクロロに元気が１億倍出た。
その日私はいつもと比べ物にならないくらい仕事が早かった。
推し様様である。
『たっだいま〜おっか…』
「おかえり」
『そうだ、推しがいたんだった』
ひょこっと現れたクロロ。なにそれ可愛すぎかよ。26歳可愛い…。
これからはおかえりを一人で言わなくて良くなるのか!!寂しさ軽減税率!!(?)
『それで、どうして次元を超えてこちらへ』
「なんとなく」
『なんとなく!?!?!?!?』
やっぱりこの推しは一般人には分からない思考回路をしている。
「それよりA、疲れてるな?」
『うん、まぁ…何連勤したんだろ…』
ようやく明日が休みである。
「マッサージしてあげようか」
『まｯｯｯｯｯ!?』
推しが??マッサージだって??
いや、流石に申し訳ない!!
『大丈夫、推し見てるだけで疲れ取れるから…』
「その推しの好意を無駄にするの?」
『うわあああああ』
そんな事言われたら断れないじゃないか。
え、大丈夫かな。これが俺のマッサージだよとか言って殺されたりしない?((
『マッサージ、お願いします…』
「よし」
満足そうに頷くクロロ。
なるほど、クロロには一生逆らえなさそうだな。流石あの個性が強い旅団の団長である。言う事聞いちゃうわこれ。
でもなんでこんなに優しいんだろう?
「うつ伏せになって」
『う、うん』
言われるがままにベッドの上でうつ伏せになる。ほんとにマッサージ出来るのか、推し様。
力加減しっかりしてもらわないとこちとら死ぬぞ…??
クロロの手が肩に当てられる。
そしてぐ、っと力を入れられる。
『はうっ』
そのまま肩を揉み続ける。
あれ、めっちゃ絶妙な力加減で気持ち良すぎる。
それから数十分。
「はい、終わったよ」
『すっごい体が楽…』
重たかった体が軽い。
『ありがとうクロロ』
「どういたしまして。お礼、くれるよね」
『………はい?』
あれ、聞き間違えですかね?
「Aのここ、頂戴」
とんとん、と人差し指で腹の下部を叩いた。
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アマネ(プロフ) - リクエストってよろしいでしょうか？ (2021年5月7日 17時) (
レス) id: f8218117cc (このIDを非表示/違反報告)
たにーさん - マジおもろい、R18ばんも普通に見たいけど見方がわからん (2020年9月3日 3時) (レス) id: 0ff6ba9ef6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 最っ高でした！今までこれ程までに心臓が止まりそうになったこどがないくらいキュンッとしました！！ (2020年8月7日 14時) (レス) id: ba46aa434f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼の戦姫ナキサ
| 作成日時：2020年2月10日 22時
