どうしてこうなった�� ページ41
「お、次は俺だ！ じゃあ、4番が2番に膝枕とかどうだ？」
前原君が命令したのは膝枕。
そして4番はまたしても私だ。
「俺、2番だけど……」
声を上げたのは磯貝君だった。
私は余計4番ってバレちゃいけない。
「あれ？ A、4番でしょ？」
「り、莉桜！？」
莉桜が横から覗き込んできて、バレてしまった。
これは、どうすればいいのだろう。
「じ、じゃあ……どうぞ……」
私は恥ずかしながら、正座をして磯貝君の頭を乗せた。
心臓の音が聞こえてしまいそう。
磯貝君も、恥ずかしいのか顔が赤い。
「な、なんかごめん」
「き、気にしないで！」
磯貝君が謝る事じゃないから、私は気にしないで欲しいと思った。
「お、私が王様」
次の王様はメグ。
どんな命令をするのかと私は少しワクワクしていた。
「じゃあ、1番を4番が殴る？」
「サラッと凄い事言ったこの子！」
思っていたものの斜め上を行ったメグの答え。
私は１番だから殴られる側だ。
「えーと、俺4番だけど……」
「う、うそぉ……」
前原君に殴られたら痛いだろうなと思いながら、目を瞑った。
が、いつまで経っても痛みを感じない。
それどころか、何故か抱きしめられていた。
「え、えぇ！？」
「あ、悪い！ なんかハムスターみたいに見えてさ……愛着湧いたというか……」
「は、ハムスター……私は、ハムスター……」
動物みたいに見られていたのかと少しがっかりしながら、次の王様を決めた。
ちなみに、私は女だから殴られなくてもいいという特権がついているらしい。
そんなこんなで、続けているといつの間にか夜になっていた。
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詩帆(プロフ) - 凄く素晴らしい作品！なんで順位ついてないの･･･？ (2021年7月13日 17時) (
レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2019年1月27日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - おおおおおもしいです！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (レス) id: d73a6f0aa2 (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 白木里沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月25日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - んほんほんほほ（なんやこいつ） 新作ですね!!! いやー、一気に見てしまいます…！ 面白くて…続きが気になりすぎます…！ 更新、がんばってくだせぇ!!兄貴ィ!! (2019年1月24日 21時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナサクヤ | 作成日時：2019年1月15日 23時
