恋をしたことがありますか �� ページ2
私の家は、比較的学校から近いので、すぐに着いてしまった。
「ねえねえ、Aの家に寄ってってもいい？」
「うん、いいよー」
今日は時間もあるので、実咲の頼みを承諾して、家に入れることにした。
ただし、勉強という名目で。
「ただいまー……って、まだお母さん帰ってきてないか」
「お邪魔しまーす」
お互い靴を脱いで家に上がる。
実咲は一応来客なので、温かいお茶を出すことにした。
……紅茶でいいか。
私はポットにお湯を沸かしながら、椅子に座った。
「そういえばさ、最近聞いた都市伝説的なやつなんだけど、オヤシロさんオヤシロさん、私の願いを叶えて下さいって言うと、大切なものと引き換えに願いが叶うらしいよ？」
「へぇー……そんなのあるんだ。」
実咲は昔からこういう話が大好きだ。
私はいつも聞き流してはいるけど、興味は持っている。
もし、1つ願いが叶うなら、磯貝君に会いたいって言うかな……。
＊
＊
「もうすぐ塾だし帰るね！ また明日！」
「うん、また明日！」
実咲が帰った後、私はあの都市伝説の話が頭から離れなかった。
オヤシロさん……か。
ダメ元で、やってみようかな。
私は玄関の前に立ったまま言った。
「オヤシロさんオヤシロさん、私の願いを叶えて下さい。」
言い終わった後、特に何も変化は無く、やっぱり駄目かと思って部屋に戻った。
変化は、翌日起きた。
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詩帆(プロフ) - 凄く素晴らしい作品！なんで順位ついてないの･･･？ (2021年7月13日 17時) (
レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2019年1月27日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - おおおおおもしいです！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (レス) id: d73a6f0aa2 (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 白木里沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月25日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - んほんほんほほ（なんやこいつ） 新作ですね!!! いやー、一気に見てしまいます…！ 面白くて…続きが気になりすぎます…！ 更新、がんばってくだせぇ!!兄貴ィ!! (2019年1月24日 21時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナサクヤ | 作成日時：2019年1月15日 23時
