嘘か誠か �� ページ8
このままでは、一向に帰れないと思った私は、本当の事を織り交ぜた嘘を言うことにした。
「わ、私の好きな人がＥ組にいて、その人に会おうと思ったらたまたま知っちゃったの！！」
これで満足！？ というように、私はドヤ顔をしてやった。
「なんだ、そんな事なら言ってくれれば良かったのに」
「で、烏間先生にAの事言ってもいいか？」
「ええ……うん……まぁ」
なんか普通の反応されて、少し自分が可哀想になってきた。
とりあえず、極力怪しまれないように行動しなきゃいけない。
どうしてこの世界と暗殺教室の世界が繋がったのか、調べなきゃ。
＊
＊
「Aさんは、なんであの生物を知っていたんだ。」
「たまたま見かけたんです！ Ｅ組を覗いた時に！」
現在、烏間先生に尋問されています。
身長高いし、カッコイイけど、それどころじゃない。
私はいつになったら帰れるのか。
「あのマッハ20の生物に気付かれず、覗くことは可能なのか……？」
「こ、細かい事はいいじゃないですか！ それより、なんですかこのギャラリーは。」
「これは俺も知らん。予想はついているがな……」
何故かＥ組の人達が、帰っている人もいるので全員では無いけど私と烏間先生の会話をじーっと見ていた。
「あの、殺せんせー……窓からこっそり覗くの止めてください！ バレバレですよ！」
「にゅや！ バレてましたか……。Aさんみたいな人は、初めてなので……」
初めて、というのは多分、自分の正体が一般生徒にバレた事だろう。
いや、私の方がこんな体験初めてなんですがね。
「とりあえず、帰らせて下さい……このことは口外しないんで！」
もうすぐ五時を過ぎるので、私は帰らせてくれるよう頼んだ。
「では、また明日Aさんと話す事にしましょう。磯貝君！ 彼女を家まで送って行ってあげて下さい！」
「お、俺ですか？」
「先生の目は節穴じゃありませんからねぇ……」
「ちょ……！ こ、殺せんせー！」
私が磯貝君の事好きなの、バレてるのか。
もしかして、磯貝君に出会った時から見られてたのかな……。
私はため息をつきながらも、嬉しさでニヤけそうなのがバレないように磯貝君の所へ行った。
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詩帆(プロフ) - 凄く素晴らしい作品！なんで順位ついてないの･･･？ (2021年7月13日 17時) (
レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2019年1月27日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - おおおおおもしいです！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (レス) id: d73a6f0aa2 (このIDを非表示/違反報告)
コノハナサクヤ(プロフ) - 白木里沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月25日 23時) (レス) id: d9d1b0d776 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - んほんほんほほ（なんやこいつ） 新作ですね!!! いやー、一気に見てしまいます…！ 面白くて…続きが気になりすぎます…！ 更新、がんばってくだせぇ!!兄貴ィ!! (2019年1月24日 21時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナサクヤ | 作成日時：2019年1月15日 23時
