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『んん…』
目が覚めるとあたりは明るくなっていた。
昨日いつのまに眠っていたんだろう。
ゆっくり起き上がりベッドの上を見ると気持ち良さそうに眠る千冬。
切実に寝顔が可愛い。
ふと時計に目をやればもうすでに11時を回っていた。
少し、寝過ぎた。
とは言っても今日は土曜日なので特に用事があるわけではない。
『千冬、起きて』
「ん…A、さん？」
『もう11時だよ』
「11…えぇ？！」
時間を伝えれば、急に飛び起きる千冬。
何か用事があったんだろうか。
そのまま立ち上がったと思えばクローゼットらしきところから私服を取り出す。
『もしかして、予定あったの？』
「はい、場地さんと出かける約束してて…」
『場地…？』
「あ、すみません…今その話聞きたくなかったすよね、」
『あ、ううん！全然！気にしないで！』
私は申し訳なさそうな顔をする千冬にそう言い、着替えるだろうと思って部屋を出る。
そのまま洗面所に向かった。
2人会うのか、千冬変なこと言わないといいけど…
なんて心配しながら顔を洗った。
・
・
「俺もう行きますけど…Aさん家に居ます？」
『いや、私もちょっと行きたいところあるから出かける』
「そうっすか？なんかあったら連絡ください、迎え行きます」
『うん、ありがとう』
それから家の前で千冬とは別れた。
一応“場地に何にも言わないでね！”と釘を刺しておいたから大丈夫だとは思うけど。
それでも少し心配しながら、“とある場所”へと向かった。
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みや(プロフ) - さくたんさん» ありがとうございます！場地オチ機会あったらぜひ書きたいと思っています！ (2021年10月3日 22時) (
レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
さくたん - 場地さん落ちもみてみたいです！ (2021年10月2日 22時) (レス) @page33 id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくたん - いいお話でした (2021年10月2日 11時) (レス) @page32 id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - �Г気�» 嬉しいです〜！ありがとうございます！ (2021年9月30日 23時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - あやさん» 千冬頑張れー！って感じです！笑 (2021年9月30日 23時) (レス) @page21 id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年9月18日 3時
