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あれから一通りあったことを話し終えた私。
泣きすぎてなに言ってるかわかんねぇよ、って時々つっこまれたけど無視して話した。
それから泣き止むまでドラケンはずっと頭を撫でてくれた。
エマちゃんいるくせに。
優しい男だよ、ほんとに。
「んー、まぁそりゃマイキーが悪いな」
『だよね?もー、むりぃ…』
「で、マイキーはどこにいんの?」
『知らない』
少しは追いかけてきてくれたりするかな、なんて思ったけど珍しく来なかったマイキー。
そんなマイキーに腹が立ったっていうか、悲しかったっていうか。
とにかくいろんな感情がごちゃごちゃになってよくわかんない。
だけど、今マイキーに会いたくないっていうのははっきりしている。
「まぁ、あいつのことだしすぐ謝ってきそうだけど」
『ええ、マイキーが?』
「マイキーのやつ、Aいねぇとなんもやっていけねーじゃん」
『…それはどうかな』
ドラケンの話に少し眉を顰めながらもそう答える私。
私がいないと何もできない?
あのマイキーが?
なんならむしろ私以外の女の子すぐ捕まえてなんやかんやしてそうだけど。
ははは、考えたらバカらしくなってきた。
1人でそんな事考えてフッと笑っている時だった。
「ケンチーン、いる?」
部屋の外から、そんな声がした。
それは紛れもなくマイキーの声で。
『や、やばい!助けて!』
「あー?隠れる必要なくね?」
『やだ!いま会いたくないの!』
私が必死にそういえばドラケンはシャワールームの扉を開けて“ここに入ってろ”と言った。
部屋にシャワールームあるってもう病気だよね。
一種の病気。
私は素直にシャワールームに入りその場のしゃがみ込む。
お願いだから、バレませんように。
「ケンチン、話聞いて」
「んだよ、マイキー」
私がシャワールームに入ってすぐに部屋に入ってきたマイキー。
危機一髪だった。
私はそのまま黙って2人の会話を聞いた。
聞いたっていうか、聞こえた。
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みや(プロフ) - 胡桃咲ふわりさん» 調べて見たら確かにあんな表現なかったです…笑 ご指摘いただきありがとうございます! (2021年9月9日 22時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
語彙力皆無 - 胡桃咲ふわりさん» え、間違い…? (2021年9月8日 22時) (レス) id: 641a3c9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃咲ふわり(プロフ) - 2でダシに使うがアシに使うになってます!!別の表現だったり、方言だったりしたらすみません。更新応援しております。 (2021年9月8日 8時) (レス) id: 00e13ca19d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みや | 作成日時:2021年9月8日 3時