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『きゃあぁぁー！』
「…ッ、」
最初からジェットコースターを提案すれば大人しく千冬もそれに付き合ってくれた。
絶許系は得意な私だからすごく楽しい。
1回目が終わりもう一回乗りたい、と言わんばかりに千冬の方を見れば真っ青な顔をしている。
『え…もしかして千冬こう言うの苦手？』
「…別に」
『平気じゃないよね？もう、早く言ってよ』
「お前があんなはしゃいでんだから言えるわけねーだろ。ばーか」
『…もー、』
水買ってくるからそこのベンチ座ってて、なんて言えば大人しくそこに座る千冬。
だいぶ苦手だったらしい。
ちょっと申し訳ないな、なんて思いながら急いで自販機を探しに行く。
『…あった！』
自販機を見つけ水1本分のお金を入れて出てきたそれを取りだす。
早く千冬のところに帰ろう、と思いきた道を戻ろうとした時、あるものが目についた。
来る時は自販機ばっか探してたから気づかなかった。
私の目線の先にはスイーツの屋台。
甘いものが好きな私からしたらそれをスルーするという選択肢はなかった。
『クレープとソフトクリームと、あと…チュロスもください！』
「はいよ！ねぇちゃんめっちゃ食うね！」
『いやもう全部美味しそうすぎて選べないですよ！』
「嬉しいこと言ってくれるね、サービスでクリーム多めにしとくよ」
『ええっありがとうございます！』
気づいてたらいっぱい買ってた。
受け取った商品を持ち千冬の元に戻る。
そんな私をみた千冬はすごい引いた顔をしてた。
うん、こればかりはこんな顔になってもしょーがないとしよう。
私があげた水を受け取りながら千冬は言う。
「お前…どんだけ食うんだよ」
『いや、この食べ物達が私を呼んでたんだよ』
「意味わかんねー。そんなんだから太るんだよ」
『ちょっとこの前もそんなようなこと言ってたけど私ちゃんと管理してるんだからね？！』
私が必死になってそういえば千冬は可笑しそうに“冗談だろ”と笑った。
そんな笑顔にどこかドキッとしたのは内緒。
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みや(プロフ) - にるさん» そんな風に感じながら読んでもらえてすごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月3日 23時) (
レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - まちゃさん» ぜんぶ嬉しいお言葉ばかりで泣きそうです…！ありがとうございました！ (2021年9月3日 23時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 読み始めた頃は物語がどんな感じで進んでいくのか予想がつかなかったのですごく面白かったです！新作も楽しみにしてます！！ (2021年9月3日 11時) (レス) id: 1dc1023941 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - 終始きゅんきゅんしながら見てました; ;タイトルからして面白そうだなと思っていて、いつも通知が来る度喜んでました笑。夢主の性格もThe女の子という雰囲気がないところが好きです！次回作も楽しみにしてます！ (2021年9月3日 9時) (レス) id: 9bf8242341 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 無気力に自信が有る人さん» 場地さんにはどっちでもいけるポジションでいてほしかったです()ありがとうございました！ (2021年9月3日 2時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年8月25日 0時
