出来損ないに最高の珈琲を【東京喰種】 (ページ4)

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三杯目ページ4

【部屋】

『…ウタさん…ごめんなさい』

そう呟き、リボンを見た後、ベットに倒れるように寝転び、制服のまま眠りにつく

【数時間後】

『ん、、今…何時？』

時計を見ると8時過ぎで、今からお風呂に入ろうかまよっていると、

金「Aちゃん、少しいいかな？」

と声をかけられる

『…何ですか？』

返事をし、ドアを開ける、

金「ごめんね、」

『いえ、』

金「そういえば、これをウタさんに渡されてたんだ」

と言い、大きな袋を一つ持ってくる

『…え？』

それを受け取り、中を見ると、狐のぬいぐるみが二つと手紙が入っている、一つは小さなキーホルダー型の九尾のぬいぐるみで、もう一つはうさぎのぬいぐるみと同じくらいの大きさの、九尾の狐で、どちらも真っ白で青い目をしていて、とても可愛い、

『可愛い…あ、手紙、』

手紙を開き、読んでみると、

［Tibi gratias ago pro curae me Veni aliquando et fac me ad aliquas delectamentum capulus.］

『……大切にしてくれてありがとう、いつでもおいで、美味しい珈琲をご馳走するよ』

と書かれている

金「…そう書いてあるんだ、」

『…ウタさんらしい、な、』

と笑い、嬉しそうにぬいぐるみを強く抱きしめる

金「本当はこっちを渡す予定だったんだけど、糸のほつれにきづいて、試作品のうさぎを渡したんだって、」

『……ふふ、』

四「A」

『あれ、よもさん、』

四「ウタが待っているぞ」

『えっ？私を？』

四「あぁ、」

『どこに？』

四「"あの"場所だ」

『っ！』

その言葉を聞き、走り出す

【あの場所】

『ウタさん！！』

ウ「あ、Aちゃん、やあ、」

あの場所とは、初めてウタと会った、、Aの家があった場所で、

『ウタさん、私に、何か用が？』

ウ「金木くんと、董香さんが、悩んでいるようだから、って言っていたのと、僕が久しぶりに会いたかったんだ、」

『…悩んでる？』

ウ「何かあったの？」

『…私は、』

ウ「うん」

『私は、ヒーローになれるかな、、』

と不安そうに呟く、

ウ「うーん、、、僕には何とも言えないかな、、
でも、人助けはできると思うよ、Aちゃんは、優しいからね」

『…でも、人殺しには変わらない、その点、ヴィランと変わらない、』

ウ「…普通の喰種なら、そんなことは考えない、でしょ？」

『…うん、』

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