【短編集】誰かと甘いひとときを2【仮面ライダー・戦隊】

〇デンライナーの日常【K/イマジンズ】 ページ5

すももさん、リクエストありがとうございます！





ここは、今日も元気な時の列車デンライナー。
デンライナーには、愉快な仲間がひぃふぅみぃ…。

「おいこら亀！！！お前いま鼻で笑ったな！？」
「センパイ、今日はいつにも増して暑苦しくな〜い？」

「描けたー！！ねぇクマちゃん、見てみて〜！ねぇクマちゃん！！！クマちゃんてばーーー！」
「ZZZ…zzz…ん、おぉリュウタ！上手く描けとるやないか！」

訂正、愉快で騒がしい仲間が4人。今日も時の運行を守ります。

「ちょっとばかモモ！うるさいわよ！！」
「あぁ〜？なんで俺だけなんだよ！！小僧だってうるせぇじゃねぇか！！！」

先程までキンタロスに絵を見せていたリュウタは、既に次の絵に取り掛かっていて今は静かです。

「リュウタ静かじゃない！」
「てめぇ…何見てたんだこのハナクソ女ぁ！！！」

ハナさんとモモタロスの喧嘩も今では見慣れた日常の一部。…そしてそれを止めようとして自爆する良太郎くんの姿も、もはや恒例なのでした。

「ちょ、ちょっと！ハナさんもモモタロスも落ち着いてぇぇぇ…！？」

…盛大にコケました。何も無いところで。ド派手に。

「いったたたた…。」
「良太郎くん、大丈夫…？」

私はあまりにも痛そうな転び方をした彼に少し同情して、たずねてみました。しかし彼は慣れているようです。

「あ、う、うん大丈夫…。いつもこうだから…。」

前にできたアザも消えかかっていないのに、つくづく不運な男です。

「と、とにかく、モモタロスもハナさんも落ち着いて。あんまり騒ぐと、オーナーに降ろされちゃうし…。」
「ふんっ！」
「なによモモ…！っと、良太郎ごめんね。怪我は大丈夫？」

モモタロスの反抗的な態度に、ハナさんは自前のハリセンを出しかけましたが、それよりも良太郎くんの怪我が気になったようです。

「うん、だいじょうb「良太郎。」なに、モモタロス？」
「匂うぜ…イマジンの匂いだ。」

おっと、イマジンの登場みたいです。さぁ、ここからは本業。みなさんにここの日常を語るのはまた今度になりそうです。

ここは今日も元気な時の列車デンライナー。
今日も…時の運行を守ります！

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