検索窓
今日:30 hit、昨日:6 hit、合計:62,190 hit

ページ33

「だいたい、今から莉乃さんと出かけるっちゅうに、なんでこのタイミングで…。」
「ナダさん…?こんにちは。お待たせしてすみません。」

ナダがトワにぐちぐち言っていると、ナダの後ろから莉乃がやってきた。
白に花柄のロングワンピース、そこに短めのジージャンと水色のサンダルヒール。抜群のスタイルが相まって、いつもより美しさが増していた。

「えっ、あっ…と、全っ然待ってないですよ!それよか、すんません。俺の知り合いがちょっと近くにいたもんですから…。」
「それは構わないのですが…あら?みなさん、どこかでお会いした様な…。」

3人は一斉にギクリとした。カフェで接客したことまでは覚えてないようだが、それでも印象に残っていたとは…。

「どうしましょう。今日は中止しますか?」
「あーー!私たち、偶然たまたま、ほんっとに、ちょーーーどここに居合わせただけなんで!」
「そうそうそう!俺たちこれから3人で別のとこに行こうって話してたところで!」

このままではナダのデートがなくなってしまう。そう心配したアスナとコウの苦し紛れな言い訳で、なんとかデート中止は回避できた。

「はぁ…お前らほんま、なんのために来たんや…。」
「ごめんってナダ。デート、楽しんできて!」
「…おう。おおきに。」

こうして2人ぎこちなく、それでも仲良さげに歩いていく後ろ姿を見て、3人はナダに訪れた春が花開くといいね、と笑いながら家へ帰るのだった。

本当に好きなのは誰か【K/チェイス】→←〇続、遠い春【S/ナダ】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
設定タグ:仮面ライダー , 戦隊 , 特撮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» すみません、だいぶ前に書き上げていたのに、公開したつもりになって非公開のままで…お待たせしました!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - 瑠花さん» お久しぶりです瑠花さん!!!バーニングな迅さん、難しかったんですけどもうなんか大人にしとけばいいだろうと思って書きました!!(おいこら)いつもコメントしてくれてほんとにありがとうございます!またリクエストしてくださいねーー!! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» かしこまりました!しばしお時間いただきます! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - みかげさん» お久しぶりですみかげさんー!!!しばらく見れてなかったんですがバーニング迅さん!!!ほんとに初ですかってくらいバーニング迅さんでした!!!!素敵な迅さんをありがとうございます!!体調等色々気をつけてお過ごし下さい…! (2020年6月8日 9時) (レス) id: 8c3e454506 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - リクで時雨で甘で書いて欲しいです! (2020年6月8日 1時) (レス) id: d87ef36352 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みかげさん@仮面ライダー | 作成日時:2020年1月2日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。