【短編集】誰かと甘いひとときを2【仮面ライダー・戦隊】

〇恋かシゴトか究極の2択【K/迅】 ページ23

瑠花さん、リクエストありがとうございます！





「ふんふふーん♪」
「どうした迅。今日は一段と機嫌がいいな。」
「えへへ、聞いてよ滅〜！」

ボクの名前は迅。いまボクとお話してるのが滅！滅はボクのパパなんだよ！

「この前、新しいオトモダチを作りに行った時にね、すっごい可愛い女の子に会ったんだ〜！」
「女…？人間のか？」
「うん！」

ボクは滅に、その女の子「莉乃ちゃん」のことを教えてあげた。
莉乃ちゃんは、いつもデイブレイクタウンにこもってばっかりのボクに、外の世界の色んなことを教えてくれたんだ！

「それ以来、毎週金曜日に会う約束をしてるんだ！」
「…あまり近づきすぎないことだな。」

…なんで滅はそんなこと言うんだろう？莉乃ちゃんはとってもいい子なのに…。あ、そうだ！




「あ、迅！今日は遅かったね？何かあった？」
「待たせてごめんなさい莉乃ちゃん！あのね！今日は、滅に会わせたいんだ！」

デイブレイクタウンに向かいながら莉乃ちゃんに滅のことを説明すると、最初はよく分かんないって顔してた莉乃ちゃんが着く頃には「迅にとって、それだけ大事な存在ってことね。」ってわかってくれた！

「ここから入るんだよ！滅〜！莉乃ちゃん連れてきた〜！」
「えっと、お邪魔します…。」
「迅、こいつか。」

滅は莉乃ちゃんのことをチラッと見ただけで「自由にしているといい」って言って、どっか行っちゃった。

「私、なにか気に触ることしちゃったかな…？」
「ううん、滅っていつもあんな感じ！それより莉乃ちゃん、こっちこっち！」

今日は週に一回の遊ぶ日なんだから、目いっぱい莉乃ちゃんといる時間を楽しまないと！

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