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〇先輩からのadvice【K/大我】 ページ16

あさまるちさん、リクエストありがとうございます!




「はい、もう大丈夫ですよー、待合室でお待ちくださいね。」

私は間宮莉乃。聖都大学附属病院で働くX線技師。わかりやすく言うと、レントゲン撮る人のこと。

いま検査を終えた患者さんが今日のラストだったようで、私はぐっと腕を伸ばした。

「ん〜…疲れたな、っと…。」
「おい、さっきのばあさん。」
「うぇ!?」

人のリラックスタイムにずけずけと入り込んできた男、花家大我。医師免許を剥奪されてから、なにやらよくない話ばかり聞くので、できる限りお近づきにはなりたくない人だ。

「なんですか、いつもいきなりやってきて…。今日は私の診察に文句ですか?」
「さっきのばあさんのレントゲン、見せろ。」

私の話も聞かずに検査室へ入ってくる大我。いまや医師ではない彼に、患者の情報を見せる訳には当然いかない。

「ダメです。あなたはもう医者じゃないんですから。」
「…それならひとつだけ忠告しといてやる。」
「なんです?」

「あのばあさん、さっさと外科にまわさねぇと厄介なことになるぞ。」
「え…。」

真に受けたわけではないが、これでも彼はX線技師としては大先輩だった。わざわざ嫌味や嫌がらせでこんなことを言う性格でないことも承知している。

私は気になって、先ほど撮ったレントゲンを詳しく見てみた。

「骨に異常は見られません。あなたの思い過ごしでは?」
「…歩く時、無意識に右へ寄っていた。」

なんの話をして…?

「お前に詳しく言ったところで理解できないだろうがな。あれは神経系に異常をきたしている歩き方だ。すぐにでも手術した方がいい。あのばあさん、最悪歩けなくなるぞ。」

私は血の気が引いた。レントゲンを撮っただけでは絶対にそんなこと気づけない。写らないことはわからない。それなのに、この人にはそこまで見通せたというのか…。

「わ、私…急いであの方を追いかけます!!」

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みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» すみません、だいぶ前に書き上げていたのに、公開したつもりになって非公開のままで…お待たせしました!! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - 瑠花さん» お久しぶりです瑠花さん!!!バーニングな迅さん、難しかったんですけどもうなんか大人にしとけばいいだろうと思って書きました!!(おいこら)いつもコメントしてくれてほんとにありがとうございます!またリクエストしてくださいねーー!! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - スピカブラックさん» かしこまりました!しばしお時間いただきます! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - みかげさん» お久しぶりですみかげさんー!!!しばらく見れてなかったんですがバーニング迅さん!!!ほんとに初ですかってくらいバーニング迅さんでした!!!!素敵な迅さんをありがとうございます!!体調等色々気をつけてお過ごし下さい…! (2020年6月8日 9時) (レス) id: 8c3e454506 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - リクで時雨で甘で書いて欲しいです! (2020年6月8日 1時) (レス) id: d87ef36352 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかげさん@仮面ライダー | 作成日時:2020年1月2日 11時

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