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「よっし！」
ガッツポーズを決めると僕は電話を見てさっきまでの一連の事を思い出しもう１回ガッツポーズ。
何回も何回も電話して声を聞いて、僕の気持ちを伝えて。
やっと来月会う事が許される。
その日は俺たちが付き合った記念日。告白すると号泣した彼女を今でも鮮明な覚えとる。
「待っとってな。」
また、キミの笑顔を。
そんな時、電話が鳴り響く。彼女からか！？と淡い期待を持っていた心は、あっという間に戻される。
件名を見ると、会社からだった。
しばらく仕事はない、って言ってたはずなんやけどなぁ…と思いつつも出る。
「こちらスティーブ ウツ。要件を。」
ちょっと声を作って真面目な仕事オーラを出す。それに上司は電話越しに嘲笑いを浮かべたようだ。
「ふっ、まぁいいだろう。
それより、仕事が入った。爆弾処理。命に関わる。長くて１ヶ月。短くて１週間だ。」
謎に威圧感のある声で言うもんだから、この僕でもキリッとしてしまう。命に関わると聞いてピリッとした空気が走る。
「成程、いつでしょうか？」
我ながら素晴らしい態度で聞き返した。しかし、真実と言う物は関係なく落とされる。
「明後日からだ。最悪来月まで伸びそうだか、いいかね？」
え、
「駄目だったか？」
突発的に出してしまった声が聞こえたのか、上司は怪訝そうに聞く。
「い、いやぁ来月は用事がありまして…」
若干声が裏返りつつも言い返す。まぁ断っておけば大丈夫だろ。僕の代わりはたくさん居る。ただ、残酷に言葉は切り落とされる。
「いや、それが駄目なんだ。悪いが、無理矢理にでも来てもらう。
来月に用事があればすぐに処理を終わらせればいい。」
絶望感に襲われ、息が上手く出来ない。
「え、ちょ。」
反論は聞かないと言う風に切られた電話。
来月までに、処理を。
命にも、関わる。
やりたくない、できない、わからない。でもきっと僕に拒否権はない。ならやるしかないんや。
だから、絶対に生きて、
また三人で笑い合いたい。
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ねこかん(プロフ) - すんのたらさん» この度は不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございません。しかしリクエストして頂いた本人様に許可(リクの内容でバトエン許可)を得ているため、ハピエンはゆっくりと執筆させて頂いてる所存でございます。本当に申し訳ございません。 (2019年5月11日 18時) (
レス) id: 44d9d7db35 (このIDを非表示/違反報告)
金剛(プロフ) - すんのたらさん» もし貴方やその他の方がリクエストしている、というのならこちらの把握不足です。ですが、そうではないのなら一応リクエストはバドエンで書いている、という事をわかっていただきたいのです。語彙力がなく、わかりにくい説明だったと思いますがすみません。 (2019年5月11日 17時) (レス) id: c811b2a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
金剛(プロフ) - すんのたらさん» 変わりのお返事失礼いたします。一応リクエストはバドエンで書いている筈です。ハピエンで書いて、といわれているならそちらの意見に納得出来ますが、書いている以上何も言うことができないんですよ… (2019年5月11日 17時) (レス) id: c811b2a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
すんのたら - リクエストされてるはずなのに書くの遅くないですか？リクエストした人も不快に思ってるはずです。早くお願いします。(急にごめんなさい) (2019年5月11日 16時) (レス) id: b33d649c13 (このIDを非表示/違反報告)
ねこかん(プロフ) - elさん» ありがとうございます。只今更新をさせて頂きました。優しいお言葉心に染み渡ります……！ハピエンも書きますので待って頂けたら嬉しいです。 (2019年5月5日 14時) (レス) id: d8f7b59ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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