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真っ青な晴天を眺める。
朝の冷たい空気が肺にしみて。
A「…………寝よっかな。」
このまま寝て、起きたら文化祭も終わってて。
ごめん、疲れてて。そう言ったら許してくれるかな。
爆豪くんだけは、許してくれないだろうな。
そんな思考がぐるぐると頭の中を回る。
考えたって何したってその時はくるのに。
いっそ、このまま屋上から_______
爆豪「ンでガキがいんだよ！！」
重也「うるさいガキじゃない！！」
突然飛び込んできた声に、
こっそり屋上のへりから下を覗く。
そこには、廊下で言い合ってる2人+相澤先生の姿。
重也「おまえらなんか……ッ
どうして、どうしてアイツらになにもいわなかった
んだよ！！お姉ちゃんのこと、わるぐちして…ッ」
...そっか、聞いちゃったんだね。
私の為に怒るその姿に目を細める。
彼は、輪廻Aが大好きなんだな。
記憶を無くす前の、私が。
きっとA組の皆も、
爆豪「うるせぇ！！信じてンなら黙って待ってろ！！」
A「……！」
''信じて''
予想外の言葉に呼吸も忘れてしまって。
爆豪「お前の姉ちゃんが良い奴ってのは分かってる。
ただ、誰が三下どもに何言っても意味はねぇ。
だからこれから殺って思い知らせてやんだよ…！
どこの俺らでもねェアイツ自身が！」
風が吹き抜けた。
はは…いつまでも愚図ってる私が
馬鹿みたいじゃん。
静かに私は屋上を去った。
薄暗いステージの上。
爆豪「……分かってンだろうな。」
A「……うん。」
相澤先生は結局私のステージを許可した。
心変わりの理由は知らない。
みんなが後押ししたからだろうか。
所詮彼も一教師だったというわけだ。
____ずっと分からなかった。
あの日、泣いていた君の涙が
瞼の裏に焼き付いて離れなくて。
笑ってほしいと、
泣き止んでほしいと思った。
自分は何をしてるんだろうって。
何もかもわからない。
分からない方が楽だった。
心のどこかでわかってる。
このままじゃダメなこと。
コーヒーを見る度に締め付けられるこの胸の痛みも。
思い出すのはまだ先でもいい。
それでも、
重也「お姉ちゃん…っ、Aお姉ちゃん…！！
頑張れ……！！」
君の声が聞こえた気がしたから。
「「よろしくお願いしますッ！！！！！！」」
嗚呼、今は、今だけは、
君の為に唄おう。
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さ - 恋花さん» そういう事言われて不愉快になる方いるのでやめましょうね (2022年10月25日 0時) (
レス) id: 11966a8a73 (このIDを非表示/違反報告)
恋花(プロフ) - 重也くんって文ストの中也みたい！ (2022年10月21日 17時) (レス) @page2 id: bb4cebb7fd (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 小鉄さん» うぁぁ嬉しいですありがとうございます；；頑張ります…✨ (2022年10月14日 0時) (レス) id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
小鉄 - たくさん泣いたし途中何度も発狂したくなりました( ；∀；)こんなに感情を揺さぶられる夢小説は初めてです……！これからも楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 1時) (レス) @page43 id: a865d1e6ca (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 咲さん» えええありがとうございます！自分も泣きながら書いてたので嬉しいです；； (2022年10月8日 9時) (レス) @page6 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月7日 22時
