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屋上に居た。
A「…………。」
真っ青な晴天に手を伸ばす。
理由は分からない。
それでも、'何か'を待っている自分が居て。
相澤『正直に言おう。
お前は文化祭のステージに立たない方がいい。
理由はいくつかあるが……あー、』
A『大丈夫です。わかってますので。』
わからない。
それでも、ただ普通の学生を送ることに
心のどこかで罪悪感を覚えていた。
だから、私は何も聞かずにその場で承諾した。
……のだが、
爆豪「オラ！！さっさと殺れや！！」
上鳴「字が違ぇぞ爆豪。」
A「えー……と……」
目の前にはウチのクラスのバンド組。
手には各自の楽器を持っている。
...どういう状況？
爆豪「死ぬのか楽器握るか
どっちかだッつッてんだよ！！」
八百万「それは完全に脅しですわ。
でも輪廻さん、私爆豪さんの意見に賛成ですのよ。
貴方も一緒にステージに立つこと。」
A「…………は？」
予想外の言葉に固まっていれば、
耳郎さんがコソッと零す。
耳郎「爆豪、あれでも怒ってんだよ。
ホラ、ウチのクラスって色々言われるからさ。
……輪廻のことも言われてて、……それで。」
ああ、なるほど。頷く。
あのことを誰かに言われたのだろう。
それで、一緒にバンドをやって
私をA組の一員だと認めさせよう...と。
あの爆豪くんの様子だと
簡単には諦めてくれないだろう。
適当にやって、音楽音痴なところでも見せて
やれば諦めてくれるかな、なんて。
A「わかった。貸して。」
常闇「まずはギターからいこう。」
そんなことを考えていた時期もあった。
耳郎「これはいける！！
むしろあったほうが断然イイ！！」
上鳴「ウェーイ！キタコレ！
───ツインボーカルだ！」
A「……は、はぁ。」
結論、歌声が大層気に入られたらしい。
耳郎さんのメインボーカル、
私のサブボーカル。
この二層の歌声で殺ろうという話に落ち着いた。
団結した雰囲気を壊すのが怖くて、
断るタイミングを見失ってしまった。
大した月日を共にしてないのに、
ヒーローというのはどこまでもお人好しらしい。
...馬鹿馬鹿しい。
爆豪「いい加減テメェのシミったれた面もうんざりだ。
殺るって言ったんだから死ぬ気で殺ンぞ。」
A「……うん。」
こうして、私は気付けば文化祭当日を迎えていた。
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さ - 恋花さん» そういう事言われて不愉快になる方いるのでやめましょうね (2022年10月25日 0時) (
レス) id: 11966a8a73 (このIDを非表示/違反報告)
恋花(プロフ) - 重也くんって文ストの中也みたい！ (2022年10月21日 17時) (レス) @page2 id: bb4cebb7fd (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 小鉄さん» うぁぁ嬉しいですありがとうございます；；頑張ります…✨ (2022年10月14日 0時) (レス) id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
小鉄 - たくさん泣いたし途中何度も発狂したくなりました( ；∀；)こんなに感情を揺さぶられる夢小説は初めてです……！これからも楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 1時) (レス) @page43 id: a865d1e6ca (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 咲さん» えええありがとうございます！自分も泣きながら書いてたので嬉しいです；； (2022年10月8日 9時) (レス) @page6 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月7日 22時
