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mfmf
裏表は激しい方だって、よく"あの人"に言われたっけな。
気に入らない事はすぐにズバズバ言っちゃうけど、後になって後悔したり。
そうなると眠れない程夜は泣いて、他の子には「うるさい」って枕を投げられた。
そんな事は気にしてないけれど。思い返す度に埃が舞った時みたいにむせ返って、今度は男の前では大人しい女の子にティーカップを投げられた。
皆は何かを投げるのが好きなのかな？初めて持った疑問は考えれば考える程気持ち悪いし、気味も悪い。
でも、なんとなくAさんだけは違うなって思ってたんだよね。
相変わらず殺風景の6畳半位の部屋が檻みたいだ。
結局あの人も他の人と何ら変わりなかった。わざとびくびくしてる様に見せた"俺"が馬鹿みたいだ。
確かにずっと前の女の人もこんな態度で俺が迫ると、頬引っぱたかれて外へ放り出された。
…でも、俺だって人造人間でも人間なんだ。
欲が無い訳ではない。眠くなるし、お腹は減るし、好奇心だって旺盛な方だ。我慢なんてずっと続けられるもんじゃないでしょ？
そっと、リビングのドアを指先で撫でた。するするとした感覚がなんとも言えない気持ちに変わって、失うものが怖くなった。
(まだここにいたい…、なんてバカみたい)
そっと吐き捨てるようにその場から立ち去ろうとするとガチャっとドアノブが動いた。
『…んぇっ、まふくんっ!?』
「わっ、Aさんっ!!」
咄嗟に出た声が間抜け過ぎて自分でもびっくりだ。かっこ悪い…ってか、もうさよならしなきゃだよね？
「…Aさん、僕」
『ごめんなさいっ!!』
＿＿＿＿もうここに居れない。
そう言おうとしたのと同時に重なった声が頭に響いた。
「えっ？なっなにを…ですか？」
もうご主人様みたいな関係じゃなくなった様なものだし、敬語を付け足した。これも俺なりに距離を置いてみてる。なのに…
(なんで、Aさんは頭をさげるの？)
『まふくんに酷いことしたよね？まふくんの役目がそ、その…そーゆことって分かってたのに…。』
『いきなりで恥ずかしがったっ!!でも、嫌だから拒んだ訳じゃない!!だだっ!!』
＿＿＿＿まふくんの目が綺麗だったから。
そう言うと、Aさんは俺と目を合わせた。
(なんで…？どうしてなんだろう…)
今まで酷いことをしてきたのは俺の方だ。取り扱い説明書に乗ってる異性恐怖症だってまったくのデタラメ。ただその方が楽だったから。なのに
「なんで…？」
続く (更新停止中)
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時林檎。 - 雛*Hinaさん» え!?全然そんなことありませんよ!?寧ろ素敵過ぎて改善したくありません!!改めて、素敵なネタをありがとうございます!! (2021年8月18日 15時) (
レス) id: dae35fe255 (このIDを非表示/違反報告)
雛*Hina(プロフ) - 確認が遅くなりすみません！！ ネタ使用ありがとうございます！ 説明足らずでわかりにくい設定とかあったら改変していただいても構わないので…… 最初からわくわくしてます！ 無理のない程度に更新していただけると嬉しいです！ (2021年8月18日 13時) (レス) id: dd09322265 (このIDを非表示/違反報告)
時林檎。 - 月夜さん» でしょでしょ!!あ、コメントありがとう! (2021年8月18日 7時) (レス) id: dae35fe255 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 新作おめでとう！ロボットっていいなぁ(´ω｀) (2021年8月17日 16時) (レス) id: 0e4ab80c46 (このIDを非表示/違反報告)
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