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...♪*゚ ..
トントンと、肩を叩かれてやっと気づいた。
「あの...クラスで自己紹介やるって、次、君の番だよ。」
そういって、後ろから声をかけていた男子生徒。
この人、バスの中にいたきがする。
『ぁあ、そうなんだ。ありがとう。』
そんな僕に一気に視線が集まっていることに気がついた。
『こんにちは、っと。白瀬 Aっていいます。よく、男の子っぽいって言われるけど一応女の子してます。よろしくお願いします。(ニコ)』
貼り付けたような笑顔で、僕はいつもと変わらない自己紹介をした。
「僕っ子なんだ〜!なんか可愛い〜!」
「っていうか、顔つきちょっとかっこよくない〜?」
ざわざわと、クラスがなるなか次は、白瀬さんの後ろ子お願いと、爽やかイケメン君がそういった。
「え〜…と、綾小路清隆です。え.、〜と、よろしくお願いします。ん〜あ〜、得意な事は特にありませんが、え〜....仲良くなれるように頑張ります。」
彼は無表情にそういった。
一瞬教室の中は固まったけれど、その後拍手が数名で行われた。
ぁあ、どうか、このクラスが平凡で、変人の居ないクラスになりますように。
そう願うばかりだった。
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作者名:匿名希望 | 作成日時:2022年10月10日 23時