検索窓
今日:37 hit、昨日:8 hit、合計:60,347 hit

03 ページ4

.





...♪*゚ ..





トントンと、肩を叩かれてやっと気づいた。





「あの...クラスで自己紹介やるって、次、君の番だよ。」




そういって、後ろから声をかけていた男子生徒。




この人、バスの中にいたきがする。







『ぁあ、そうなんだ。ありがとう。』






そんな僕に一気に視線が集まっていることに気がついた。







『こんにちは、っと。白瀬 Aっていいます。よく、男の子っぽいって言われるけど一応女の子してます。よろしくお願いします。(ニコ)』




貼り付けたような笑顔で、僕はいつもと変わらない自己紹介をした。





「僕っ子なんだ〜!なんか可愛い〜!」

「っていうか、顔つきちょっとかっこよくない〜?」



ざわざわと、クラスがなるなか次は、白瀬さんの後ろ子お願いと、爽やかイケメン君がそういった。





「え〜…と、綾小路清隆です。え.、〜と、よろしくお願いします。ん〜あ〜、得意な事は特にありませんが、え〜....仲良くなれるように頑張ります。」






彼は無表情にそういった。






一瞬教室の中は固まったけれど、その後拍手が数名で行われた。






ぁあ、どうか、このクラスが平凡で、変人の居ないクラスになりますように。






そう願うばかりだった。

04→←02



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:匿名希望 | 作成日時:2022年10月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。