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と「あぁもうマジでおせぇなぁーww」
と、本音をもらして貧乏揺すりをするとしみつ。
そしてそんなとしみつを宥めるゆめまる。
今日は新しいアーティスト写真を撮りにUUUMの事務所に来ている。
一応虫さんと行く予定を立ててたらしいが、虫さんがAの家に迎えに行った時にはまだAは寝ていたようで先行っててと言われたそう。
て「はぁあマジ東京行くのに寝坊はやべぇだろw」
虫「まぁ最近編集とかめっちゃやってくれてるし寝坊でもなんも言えないよ僕はw」
みんなが何も言えなくなって少し沈黙が続く。
そこにスニーカーの足音がきこえてきて、みんなの沈黙はいっきにおさまった。
Aが到着したみたい。
「みんなマジでごめん!!!!」
Aが深いお辞儀をして頭をあげない。
ゆ「そんなに頭下げられたら怒るにも怒れないよねww」
ゆめまるがみんなの思ってることを代弁してくれた。
り「あれ、そんなメッシュ入ってた?俺が見てないだけなの?w」
「ううん、これ昨日染めた!さすがりょうw」
確かに、Aの綺麗な黒髪にエメラルドグリーンの太いメッシュが1本入っていた。
し「ははっ、似合ってねぇー」
「はぁ?!ひどいなw」
冗談混じりのしばゆーの言葉にも笑顔で返すA。
久しぶりのメッシュもわりと似合ってるような。
「あぁもうほんとごめん!!」
て「まぁギリセーフってことで見逃そう!w」
「いやでも、マネージャーさんにもカメラマンさんとかスタッフさんにも、何より6人に迷惑かけちゃったから何かさせてよ」
俺らは顔を見合わせて笑う。
て「そんなんいらねーよwリーダーの言うことだぞ、素直にきいとけ!w」
「はーいありがとう、」と笑顔でほっとしたような顔をするA。
ちょっと可愛いじゃねぇか。
いや、決して可愛くない。
気のせいだ。
マネージャー「はーいじゃあ衣装に着替えてもらいまして、着替え終わったら髪型とメイクの方させて頂きますのでこちらの部屋で着替えてください!」
マネージャーさんがそう言うと、みんな案内された部屋に入った。
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作者名:てち犬 | 作成日時:2019年4月4日 16時