危険な事 ページ7
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電車に乗って、家から少し離れたバイト先へ。
細い道にヒールの音が響き渡る。
「あれれ〜？Aちゃんじゃん」
後ろから何者かに肩を叩かれ、ゾッとして後ろを振り向く。
その人が誰なのか思い出すのに少し時間がかかったが、思い出すとどんどん記憶が蘇ってきた。
「ユウキさん…？」
「覚えててくれたの？嬉しい〜」
気持ち悪い笑みを浮かべるユウキさん。
ユウキさんはかつて私のお客さんだった人だ。
すごく気に入ってくださって、すごく貢いでくれる人。
でも、お金がなくなって会えなくなったんだ。
プライベートで関係を続けようとしてきたけど、私はお金をくれる人以外興味ないし続けたくなかったので、断った。
あ、やばい。
そう思った時にはもう遅かった。
「Aちゃん、俺が店行かなくなってから"もう１回会おう"って言ったら断ったよね。覚えてる？」
「…うっ」
ユウキさんは私のお腹を殴る。
視界が揺れて、口の中で少し血の味がした。
「俺、いっぱいお金あげたんだけどなぁ〜」
「…っ、あぁっ、」
体のいろんな所を殴られる。
痛い。
ユウキさんは私が何も抵抗しないから、強引にキスしてきた。
「っ、やめてください」
「あぁ？なに言ってんの？」
ユウキさんは私の腕を引っ張って車に乗せようとする。
抵抗したいけど、体が痛くて言うことをきかない。
「やめてっ、やめてください！もう終わったんです、あなたとは！」
声が枯れるほど必死に叫び続けた。
でも、薄暗い細道に誰かが通っているわけも…な…く…て…、？
「てっ、てつやさん！！」
てつやさんが通りかかって、私はてつやさんの名前を大声で叫んだ。
こちらに気がついたてつやさんは、急いで私の元に来てくれた。
助けてください、てつやさん。
いや、もう関わってないからただの男の人、か。
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てつやがここを通るということは、Aさんのことが気になってお店に向かっていたということですね！(萌え) by作者
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フラワー(プロフ) - 了解です。テスト頑張って下さい。更新楽しみにゆるゆると待ってます。 (2019年6月16日 1時) (
レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
夜行性(プロフ) - フラワーさん» ありがとうございます！頑張ります！今私がテスト前で、更新がなかなかできません…。すみません！落ち着いたら続きだします！ (2019年6月14日 21時) (レス) id: 04a8f1658b (このIDを非表示/違反報告)
フラワー(プロフ) - はじめまして、大人感じよかったです。続き楽しみです。頑張って下さいね！ (2019年6月14日 9時) (レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜行性 | 作成日時：2019年6月5日 6時
