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205品目 ページ10
雪菜視点
夜。
なんとなく眠りに付けなくて、窓から空を眺めてた。流れ星とか…流れないかなーなんてね。
例え流れたとしても消える前に願い事を3回言うとか無理があるよ。
身体にできる傷は時間が経てば治るけど。
アルツハイマーはその逆。
時間が経つ程に忘れてしまう。
なんて悲しい病気。
明日もカフェだしそろそろ寝なきゃと思って布団に入る。でも、目が冴えてしまう。
もー、寝るのは諦めよう。
とりあえず…横になって目を閉じるだけでも違うし気がついたらまた寝てるかもだからね。
身体を休めるためにも、横にだけなっておこう。
アラームの音が聞こえて意識が浮上する。
あぁ、やっぱり寝てるもんなんだ。
いつ寝たのかまではわからないけど、頭はすっきりしてるし意外と寝れたのかも。
よし、今日もカフェと同様に美希のフォローを頑張ろう。何があっても冷静に対処。
それだけは忘れない。
そう再確認して、リビングに向かった。
響也へ
とりあえずこんな感じ？
お次は頼んだ！
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作者名：響也 x他1人 | 作成日時：2017年9月17日 23時
