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203品目 ページ8
雪菜視点
ハンバーグは美希が焼いてくれた。
たびたび不安そうな顔をする。
怖いんだよね。
忘れてしまっていないか。
大丈夫だよって言うことが正解なのか。
どうなのか、それがわからない。
夕食を食べつつたくさん話して。
どうしても、忘れてしまっていた話もいくつかあったけど…その思い出よりも良い思い出を作ろう。
いずれ人は忘れてしまう生き物だから。
それが遅いか早いか。
それだけ。
でも、少しだけ悲しくなるの。
いつかこうやって思い出を話す事もできなくなる日が来てしまうんじゃないかって。
そんなの本人が1番思う事だろうけど…。
あぁ、もうやめやめ!
私が弱気でどうする。
支えるって決めたんだから。
余計なことは考えない!
ってあれ?リングを見て固まった。
もしかして…?
そう思ったけど、ちゃんと思い出せたみたい。
良かった。
響也へ
こんなところかな?
お次は頼みます!
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作者名:響也 x他1人 | 作成日時:2017年9月17日 23時