SakuraGirl 5 (ページ6)

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雪菜視点

帰ってきてすぐに美希は部屋に入った。
今はそっとしておいてあげた方がいいよね。

リビングに行き、ソファーに座る。

雪菜「…なんで美希なのかなぁ」

辛い事ばかり、なんで降りかかるんだろう。

彼女は絶対に手越さんに言わないと思う。
余計な心配をかけれないとか言って。

こんな時ぐらい甘えるべきだとは思うけどね。
それが鍵だったりするかもしれないし。

なんて、言ってるだけで実際に私がなっていたとしても増田さんには言えないと思う。

ただでさえ忙しいのに自分のことで…って思ってしまうから。その気持ちはすごくわかる。

だから、私が頑張る。

今はともかく普段通りに。
忘れてしまっていたとしてもさりげなくフォローすることを心掛けよう。

って、もう夕食の時間になるな。
何を作ろうか。

たまにはハンバーグとかもいいかな？
人参とジャガイモを添えて。

うん、それで行こう。

キッチンに行って野菜を取り出して準備をしているときに美希も交流。

不安なはずなのに元気に振る舞っているから。
私もそれに合わせる。

普段通りが1番だと思うから。

響也へ
父が作ったハンバーグが食べたいです。
お次は頼みます！