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200品目 ページ5
美希side
家に帰ってからはスグに部屋にこもった。
手越君に言おうか迷ったけど携帯へ伸びる手を引っ込めてしまった。
辞めよう。黙っていよう…
絶対に…知られたくない。
それにしても…アルツハイマー…
自分がなるとは思ってもいなかった。
しかもなんでか分からないなんて。
冷静に説明を受けてたけど…正直、なんで？って思いが強い。
忘れちゃうの？全部？
雪菜と、やっとの思いで作り上げた理想のお店のことも？
手越君との事も？
嫌だよ…忘れたくない。
けど、自分の中で少しずつナニカが消えていくのがわかる。
それが何なのか、分からない。
分からないからこそ、辛い。
でも…辛い時こそ元気を出さないとね。
だって…NEWSの曲にもあるでしょ。
「笑え 苦しい時こそ 辛い数だけ笑顔見せてよ」
意味合い違うかもしれないけどね。
泣きたいけど…泣くわけに行かない。
さぁ、ご飯の時間！
雪菜が準備してるだろうから、手伝おう！
美希「はーい。お待たせ〜。何作るのー？」
雪菜「きょうはね〜」
他愛ない会話。
それが楽しくて仕方ない。
―――――――――――――――――――――――
くらい話になりがちだ…w
とりあえずお次よろしくー！
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作者名：響也 x他1人 | 作成日時：2017年9月17日 23時
