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232品目 ページ37
美希side
遂に雪菜の彼氏さんとご対面か…ワクワクする。
初めて会うもんね…変な人だとは思われたくないから…しっかりしなきゃ
美希「無理言ってごめんね」
雪菜「いいってば。あと、そんな気を使わないでいいからね？」
美希「ありがとう」
ベッドの上で座り直す。
美希「この間ね、自分の病室と間違えて入ってきた男の子いてね〜」
数少ない病院での出来事。
ほんとにくだらないことでも、ちゃんと聞いてくれるから嬉しいんだよね。
雪菜「へぇ〜。その子かわいいね」
ただ、間違えて入ってきた小さな男の子。
その子が私の顔を見て、「間違えた！ごめんなさい！」と言って走って戻っていくってだけの話。
すると、コンコン…
少し控えめに扉をたたく音。
美希「びっくりした」
雪菜「来たかな？」
パタパタと小走りで扉を開けに向かう。
雪菜「すみません、わがままを言ってしまって」
増「いいのいいの。何より大好きな雪菜のお姉さんのためだから」
雪菜「ありがとうございます」
聞こえてるぞー。
こっちまで何だか恥ずかしくなるよ…
美希「初めまして、雪菜の姉の美希です。いつも妹がお世話になってます」
頭を下げる
増「あっ、はい！こちらこそ」
ふふ。
この人面白いなぁ。
なんか見たことあるけど
―――――――――――――――――――――――
とりあえずまっすー到着！
つぎよろ！
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作者名：響也 x他1人 | 作成日時：2017年9月17日 23時
