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美希side
だんだんと、頭も覚醒し始める。
あ、ここ病院だ。
でも、何でだろ…
美希「ねぇ、雪菜。何でそんな泣きそうな顔してるの？何か言われた？クラスの男の子？」
雪菜の隣には白い服を着た男性。
「恐らく昔の記憶とごちゃ混ぜになっているんでしょう」
何を話してるんだろう。
美希「？大丈夫？」
雪菜「うん…大丈夫。…大丈夫だよ」
なら良かった…
なんで病院にいるの？
雪菜が大丈夫だから安心したけどさ
美希「何でここにいるの？」
怪我してるわけでもないよね。
雪菜「…ちょっと疲れてるんだよ。ゆっくり寝てね」
なんか腑に落ちないけど…
まぁいいや。
なんかすごく疲れた気がする。
布団を被って、眠りにつく。
あぁ…今度は『邪魔されなくて』よかった…
ナースさんside
「あら、あなたまだいたの？大丈夫？」
雪菜「ぁ…す、すいません！面会時間終わりですよね！」
先ほど運ばれてきた子の姉妹。
確か、妹さんだったかな？
ここの姉妹は以前にも運ばれてきた事がある。
前回は妹さんの方が運び込まれた。
なんで姉妹揃ってこう不幸になるのかしら…
可哀想すぎる…
神様なんていないんじゃない？って思う事も多々ある。
けど、こうも続けて起こると本当にいないのかもしれないなんて。
また明日来ます！
そう言ってパタパタと走っていってしまった妹さん。
あぁ行っちゃった…
なんなら簡易ベッド出しましょうか、って言いたかったんだけど…
―――――――――――――――――――――――
ちょっとナースさんside入れました！
ここからが大変だよ…僕生きていられるかな…面倒くさくならないようにしないと…w
お次よろしく！
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作者名：響也 x他1人 | 作成日時：2017年9月17日 23時
