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美希side
翌日、お昼から雪菜は出かけるそうだ。
一緒に行くっていつまたら断られた
美希「ふられちゃったぁ」
雪菜「いいから。ちゃんと家にいるんだよ?」
美希「子供じゃないんだから…」
恐らく彼氏さんとデートだよね
楽しんできて欲しい。
とりあえず…1人で何してようかなぁ〜
ぼーっとテレビを見たりコーヒー飲んだりかな?
まぁ、まだ雪菜は行かないからゆっくりしよう。
すごく負担かけてるのは分かる…だからこそ、休める時に休んでほしい。
出来るなら私をほっといてもいいから
ってそんな事言ったら怒るかな?
出かける前に、何度も何度も家から出るな、と言われる。
分かってるよもう。
美希「うーん…何してようかな」
一人になった空間は何だかいつも異常に寂しい。
静まり返る室内
時計が時を刻む音。
何もしないで椅子に座ってくらいテレビの画面を眺める。
時が経つ度に、何かを忘れていく。
いつの間にか指輪の付いたチェーンのネックレスは付けていなかった。
なんで付けてるのか分からないし…もらった記憶もない。
じゃあ外せばいいやってなって外した。
雪菜は凄い顔してたけど。
何ていうの?泣きそうな怒りそうな。
ものすっごい顔
美希「楽しんでるかなぁ?デート!」
お幸せに〜と心の中で呟いた
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こんな感じ?
どんどん記憶を消していくぜ
んじゃあ次よろしく!
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作者名:響也 x他1人 | 作成日時:2017年9月17日 23時