鬼滅の刃？いいえ、盾です 弐

ネチネチ伊黒さん ページ45

？「ふぅん。そうか。陸ね、一番下だ上弦の。
陸とはいえ上弦を倒したわけだ。
　実にめでたい事だな。陸だがな。
褒めてやってもいい」

ん…このネチネチした喋り方の人は…？

『やっほー！伊黒君！』

伊「あ、下村殿。お疲れ様です」

宇「おい態度の差ァ！猫被りやがってよぉ。
大体お前から褒められても別に…」

須「そうですよ(怒)！！」
ま「随分遅かったですね」

文句を言う宇髄のお嫁さん達に、伊黒さんのペット、鏑丸君がシャーっと威嚇する。

伊「たかが上弦の陸の戦いでﾀﾋにかけてどうする。復帰までどれだけかかると思ってるんだ？」

宇「俺は引退する。そもそも上弦の鬼を倒したら引退するって契約だからな」

え？契約？そんなの原作にあったっけ？

伊「ふざけるなよ。俺は許さない。ただでさえ若手が育たずﾀﾋに過ぎるから。
　お前程度でもいないよりはマシだﾀﾋぬまで戦え」

『違うよぉ伊黒君。若手は確実に育ってるよ』

抱き合って喜んでるかまぼこ隊と禰豆子ちゃんを前に付き出す。

伊「まさか…この戦いで竈門炭治郎が生き残ったのか？」

【in産屋敷邸】

お館様「そうか、倒したか上弦を…よくやった
千秋、天元、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助」

ゴホッゴホッと吐血しながらそう言う鬼殺隊当主・産屋敷燿哉。
彼は病で皮膚のあちこちが爛れている。

お館様「百年！百年もの間変わらなかった状況が今変わった。あまね」

あ「はい」

お館様「分かるか。これが"兆し"だ。運命が大きく変わり始める。この波紋は大きく広がってゆくだろう。周囲を巻き込んで大きく揺らし、やがてはあの男の元へ届く」

お館様「鬼舞辻無惨！お前は必ず私たちが私たちの代で倒す。我が一族唯一の汚点である(・・・・・・・・・・・・)お前は！

　 …ゴホッゴホッ、ガハッ！！」

産屋敷の息子「父上！」
産屋敷の娘達「父上！」

あ「お前たち湯を沸かしなさい。それから薬と手拭いを。早く！！」

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キリが良いので、続編に続きます！
これからも「鬼滅の刃？いいえ、盾です」を
よろしくお願いします！！

鬼滅の刃?いいえ、盾です 参

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