鬼滅の刃？いいえ、盾です 弐

看破！ ページ32

バギャア！ドドドン！

堕「ギャっ…」

宇髄さんが使ってる爆弾…特殊な火薬玉だね。
上弦の鬼の体すら傷つける威力…
斬撃の僅かな摩擦で爆ぜる。

『水の呼気、打ち潮！』

妓(この女の柱…！いったいどれくらい攻撃してくるんだ！？そんな連続技を使ったら体が壊れるぞ？

ちっ、この火薬玉はやっかいだなああ。
すぐ攻撃喰らうからなあ、アイツは)

ガキン！

ザン！

『兄の方は仕留めたよ！宇髄君は！？』

宇「悪い！こっちは仕留め損なったぜ！」

やった！妓夫太郎の頸を斬れた！
若干硬かったけど…

妓「あああ！この糞ガキィ！よくも俺の頸を斬ってくれたなああ！お前は楽にﾀﾋなせねぇからなああ！」

妓夫太郎一人の頸を斬っても意味がない。
妓夫太郎と堕姫ちゃん、二人の頸が繋がってない状態にしないと二人に勝てない。

堕「…アンタ達、もしかして気づいてる？」

宇「何に？」

妓「…気づいた所で意味ねぇけどなあ。お前らは段々とﾀﾋんでいくだろうしなあ。
こうしている今も俺達はジワジワ勝ってるんだよなああ」

千秋、伊之助「『それはどうかな！？』」

堕「！？」

『伊之助親分！我妻君！』

伊之助「おう！藤子！俺を忘れちゃいけねぇぜ。この伊之助様とその手下達がいるんだぜ！」

『藤子じゃないよぉ！いい加減に子分の名前覚えてよ！』

善逸寝てる…やっぱりどんな戦場でもギャグって大切だね。
癒やしだわ。

妓「何だ？コイツら…」

パラ…ドン！
あ！炭治郎も来た！かまぼこ隊集結だ！

妓「下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねえからなあ。
全員ﾀﾋぬのに、そうやって瞳をきらきらさすなよなああ」

『え？違うよ。ﾀﾋんじゃうのは君達の方だよ？』

宇「下村さんの言うとおりだ！勝つぜ、俺たち鬼殺隊は！」

堕「勝てないわよ！頼みの綱の柱が毒にやられてちゃあね！！」

炭「！？毒…？」

『余裕で勝てるよ！もともと私は毒平気だし、宇髄君だって毒回ってるくらいで丁度良いハンデなんだから！
弱い物いじめなんて駄目だからね？』

宇「余裕で勝つわボケ雑魚がァ！人間様を舐めんじゃねえ！
こいつらは３人共優秀な俺の"継子"だ！
逃げねえ根性がある！」

伊之助「フハハハ！まぁな！」

『手足が千切れても喰らいつくよ！』

宇「そしてテメェらの倒し方もすでに看破した
！同時に頸を斬る事だ。二人同時にな！そうだろ！」

気がついた所で→←選ばれた者

• 金　運: ★☆☆☆☆
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